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2021/10/06

第8話

7話 どちらかだ
あーるん。
いてて・・
あまね
ちょ、そんな急がなくてもいいからゆっくり・・
お、帰ってきたっぽい?
そあら
綾さん!なぴ!ただいまです!
おかえり・・って、あーるんくんどうしたのその傷!
あーるん。
あはは・・ちょっと油断しちゃって・・w
なぴ、治療お願いできる?
なぴ
あ、はい
なぴ
あーるん、さん、こっち、きて、ください
なぴ
僕、動け、ませんから
あーるん。
あ、あぁ・・
あーるん。
っ・・・
結構深い・・傷口的に普通のナイフ・・
ってか、これ油断したってよりは・・
なぴ
あの、あーるん、さん
あーるん。
ん?どした?
なぴ
ほんとに、油断、したんですか?
あーるん。
え・・?
なぴ
逆に、気をつけすぎて、怪我したんじゃ、ないですか?
あーるん。
・・・。
なぴ
きっと、あなたのこと、ですから
なぴ
どちらかを、庇って怪我したんじゃ、ないんですか
あーるん。
・・違うよ
あーるん。
ほんとに、油断しただけニコッ
なぴ
・・・。
この人、きっと庇われた人に自分のせいだって思ってほしくないんだろうな。
見た感じどっちも追い込みやすい性格っぽいし・・
なぴ
そうですか
なぴ
・・失うの、怖いですか
あーるん。
・・・・そう、だな
あーるん。
怖いよ
なぴ
なら、この世界はあまりおすすめできません
なぴ
今すぐ、やめるべきです
あーるん。
・・そういうわけにも、行かなくてさ
あーるん。
どうしても、やめられない理由があるんだ
なぴ
そう、ですか
なぴ
この世界は、失うのなんて当たり前
なぴ
明日も生きているかなんてわからない。
寝ていたらいつのまにか殺されていた、なんてことが普通にある世界です。
なぴ
それでも、この世界にいて、いいんですか
あーるん。
あぁ。さっきも言った通り、俺にはやめられない理由がある。
なぴ
そんなに、大事な理由ですか
あーるん。
うん
なぴ
・・まぁ、それなら、いいですけど
なぴ
それだけの覚悟があるなら、きっと大丈夫です
なぴ
ただ、僕みたいには、ならないで、ください
あーるん。
え?
なぴ
なんでも、ないです
なぴ
終わりましたよ
あーるん。
あ・・ありがとう・・
なぴ
しばらくは、安静に、していて、ください
なぴ
もしこれが、もう少し、深い傷だったら、致命傷、レベルにまで、行っていた、かも、しれません
なぴ
だか、ら、無理は、しないで、ください
あーるん。
わかった
あーるん。
じゃ、またな
なぴ
はい
なぴ
・・・あの人、抱え込みすぎてないといいんだけど
ーあーるん。視点ー
あーるん。
はぁ・・
やっぱ、〝世界一〟の殺し屋はすげえな。
勘が鋭すぎる。
『きっと、あなたのこと、ですから、どちらかを、庇って怪我したんじゃ、ないんですか』
あまねを庇って怪我したことも全部バレるなんて・・w
まだ全然喋ったことないのに・・。
あーるん。
きっと、〝このこと〟がバレるのも時間の問題・・
あーるん。
その前に、全部終わらせなきゃ、だな
・・本当は、やりたくないけどさ、やらなきゃ、俺も含めてみんな殺される。









































死ぬか、大切なものを奪うか。どちらかだ。