酔っているのに、
ケモノさながらの目で乱暴に服を脱がされる。
発情して、自分の上半身の布も脱ぎ捨てる先輩。
なんの合図も無くナカを刺激する指。
居酒屋にいたものだから、軽く汗を滲ませながら怖さで震えた唇を押さえつけられる。
慣れた手つきで軽くイってしまった私に
喜んだように口角を上げる。
そう言って雑にズボンを脱ぎ、我慢できないと言わんばかりに欲望のままに腰を振る。
私は必死に先輩にしがみつき、背中を反らせながら快感に浸るだけだった。
虚ろな目で涙を零しながら喘ぐ自分が情けないし、先輩にとっての興奮材料でもあった。
先輩の首にかけていた手が先輩の許容範囲を狭めていたのか、手首を頭上に固定され、再度ガクガクの腰に先輩の自身を打ち付けられる。
持ち上げられて対面座位になり、
抱き上げられるように突き上げられる。
抵抗する気力すらなく、ただ与えられる快感によがって声を漏らす。
繋がっている部分は既に擦られ続け赤く染まり始めていた。
それでも下腹部に突き刺さる先輩が気持ちよくて、抑えきれない声。
労わるように髪を撫でて腰を振る先輩。
嬉しそうな笑みを浮かべていた。
そろそろ先輩の限界が近づいたようで、
腰への負担がピークになる。
私達は同時に絶頂を迎え、その後もまた、
先輩の家へ行った。
end
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!