向かったのは小さな洞窟。
それでも若干の気配がした。
とにかく見られないようにあなたを
胸の中に閉じ込める。
そしてあの男達は遠くで
「チャンスだったのになー」
「別に彼氏持ちだし無理だったんじゃね」
そう言って戻って行った。
これならまだレストランに行かせてあげた方が良かったのに。
なんて説明すればいいんだろう。
……そうか、"カラダ"で教えてあげないと。
グイッ
後ろから水着の中に手を入れる。
もう足を震えさせるあなた。
ツルツルの岩に座らせてあげて、
また行為を続ける。
そう言っていれてあげたら
腰がうねるあなた。
あなたの好きなちょっと浅めの所を
ハイスピードで刺激する。
そして日が暮れるまでずっと絡み合ったんだ。
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。