____家に帰り
マサイ「......」
和華「......」
...なんか..気まずい。
マサイ「あのさ...」
和華「ん?」
マサイ「助けてくれてありがとな。」
和華「別に感謝されることじゃないと思うけど。」
マサイ「そか。w」
和華「Fischer'sって...なんか色々闇があるね。w」
マサイ「まぁな...w」
和華「モトキ君が...マサイを好きって....w」
マサイ「..マジで怖かった。w」
和華「あれは怖いよね。いつから?」
マサイ「1、2ヶ月前くらい....」
和華「ふーん...どこまでしたの?」
マサイ「えっと...って言わねぇよ!w」
和華「ww」
マサイ「...でも下は初めてだった....」
和華「ふーん..童貞?w」
マサイ「聞くなよ..w」
和華「その反応は童貞か....シたいって思う?」
マサイ「んー...女の子とならな。」
和華「そうだよね。w」
マサイ「お前は?w」
和華「言う前に、幽霊だし。」
マサイ「幽霊同士でシねぇの?」
和華「スるやつはスるんじゃないの?」
マサイ「へー...」
和華「私はシたいって思わないかな。」
マサイ「そっか。w」
和華「シてなんになるの?幽霊だし。子供作れないし。」
マサイ「w」
和華「てゆうか、私のことあの状況でよく呼べたね?メンバーのことは?」
マサイ「和華ならなんとかしてくれると思ってな。」
和華「ふーん...」
マサイ「和華って、感情ないに等しいよな。」
和華「うん。生きてた頃はあったんだけどなぁ....」
マサイ「へぇー...」
和華「特に、悲しいとか泣きたいとか思わない。照れるとか嬉しいとか、怒りとかはあるけどね。」
マサイ「....イン〇イドヘ〇ドみてぇだな。」
和華「だね。w」
____それから数時間が経ち
マサイ「あ、風呂入ってくるわ。和華どーする?」
和華「別に入んなくていいんじゃない?」
俺は近寄り、匂いをかぐ。
和華「え、なにしてんの?変態?」
マサイ「和華、風呂入れ。」
和華「えぇー...めんどい。」
マサイ「いいから。あ、体洗ってやるよ。」
和華「いいよ。1人で洗えるし。」
マサイ「いいから。入るぞ。」
和華「はいはい。」
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!