振り向くか...でも怖いな。w
マサイ「うおっ!!」
俺は後ろを向いた。そこには.....高校生くらいかな。結構大人っぽい、学生服を着た女の子が立っていた。
謎の女の子「......」
女の子はなにも言わない。
話しかけてみるか....
マサイ「えっと...君誰?どうやって入ってきたの?」
多分、家の入口から入ってきてないな。ドアを開け閉めした音聞こえてないし....じゃぁ、どうやって.....
謎の女の子「.....」
俺と目を合わせたままなにも言わない。
一体誰なんだよ...
ニュース「女の子はロングの髪で、学生服を着たまま殺されていました。」
マサイ「まさか...」
謎の女の子「..そう。私は...殺された。5年前に。」
マサイ「...てことは幽霊?!」
謎の女の子「そうに決まってるじゃない。」
マサイ「えっと..名前h...」
ニュース「監禁されていた女の子の名前は、神崎和華さんです。これで終わります。」
マサイ「神崎和華....」
和華「そ。」
マサイ「えっと..どうしてここに?」
和華「さぁね。気づいたらここにいた。」
マサイ「...やり残したことがあるのか....」
和華「別に?なんもない。」
マサイ「じゃぁなんで..」
和華「私が知ってるわけないじゃん。多分だけど、神の気まぐれじゃない?」
マサイ「神の気まぐれか....」
シルク「よぉ!マサイ!遊びにって....誰だ?お前。w」
和華「....」
和華の顔には説明するのがめんどくさいとかいているが、シルクは知らない。wだから、俺が代わりに説明する。
マサイ「この子は...幽霊。」
シルク「.....霊媒師呼ぶぞ。」
マサイ「だ、ダメd...」
和華「別にいいよ。」
シルク「お、自信ありげだな。w」
和華「あんなヘボ。痒くもなんともないわ。」
シルク「ふーん...じゃぁ、呼ぶ。」
マサイ「おいシルk...」
シルク【すいません。幽霊出ました。今すぐ来てください。】←電話。
霊媒師【わかりました。すぐ行きます。】
ーーーーーー数時間後。
編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。