ガラガラ
『失礼しま~す。』
私がそういうと
ジン「は~い、ッてあなたちゃんかㅎㅎ今日はどっちの御用で?」
彼はいつも私の場合そういう
”どっち”とはどういう意味かっていうと
『……先生』
保健室にきた理由が、先生か本当に具合が悪いかの二択で私にいつも聞くのだ
そして先生というと、先生はニッコリと笑って
ジン「そっかㅎㅎよく来てくれましたㅎㅎ」
そう言って私の頭をポンポンとしてくる。
先生はなにかとずるい
私よりも年上のくせに、心はまだ幼い少年のようで__
そんなところも含めて全部好き___
きっとこれからもこの気持ちは変わらない。
だけど、告白して振られるのが怖くて__
なかなか踏み込めない”好き”の上___
いつまでもメソメソしていちゃいけないとわかっていても__
その”好き”の気持ちをどう伝えようかと迷う気持ちが出てきてしまう
ジン先生___
私はあなたの事が好きです___
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編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。