第21話

知りたくなかった③
3,127
2021/05/02 17:08
ジャン
ジャン
そんなに言うならお望み通り…
自身の目で確かめてみてはどうですか


ジャンがドアを開けて入って来た。

ジャン
ジャン
悪いな、連れて来た
エレン
エレン
ジャン…!あなたまで…
今まで聞いてたのか?ドアの前で、
リヴァイ
リヴァイ
(あなた…!!!)
あなた
あなた
ごめんなさい…リヴァイ、
あなた
あなた
私の勘違いだった
ミカサ
ミカサ
あなたは謝らなくていい
あなた
あなた
でもっ…
リヴァイ
リヴァイ
…?どういうことだ
あなた
あなた
…リヴァイがこの部屋で告白された時、
私はドアの前にいた。
あなた
あなた
それで部屋の中から偶然聞こえた…
リヴァイがその人に『俺とのことは
秘密にしてくれ』って言ったのが…
あなた
あなた
その言葉で、浮気してるって
勝手に勘違いしたの…
エレン
エレン
すみません兵長…
俺ら…あなたから聞いた話だけで
兵長が浮気してると思い込んで…
ミカサ
ミカサ
エレン、謝らなくていい
エレン
エレン
でも俺ら兵長に失礼なこと…


_リヴァイside_


まさか告白された時、あなたがドアの前にいたとは…

俺に会いに来てくれていたのに…




ジャン
ジャン
まぁまぁもういいんじゃねーの、
結局浮気してねーんだし
ジャン
ジャン
ねぇ、兵長
リヴァイ
リヴァイ
あぁ…
ジャン
ジャン
…あとは、



ジャンは新兵の方を見た。





ジャン
ジャン
あんた次第だけど
ジャン
ジャン
その目で見ても…
まだあなたより自分の方が
兵長に似合うって思うか
調査兵
っ…


新兵は涙目になって黙り込んだ。


ハンジ
ハンジ
新兵ちゃん…可哀想だけど、
リヴァイはあなたに
ベタ惚れなんだよね…
ハンジ
ハンジ
で、でもさ!リヴァイって冷たいし
鈍感だし目つき怖いしチビだし
リヴァイ
リヴァイ
おい
ハンジ
ハンジ
あはっ!☆
新兵ちゃんにはもっと
いい男の人の方が似合うよ!
調査兵
…もういいです
リヴァイ
リヴァイ
あ?
調査兵
…諦めます
リヴァイ
リヴァイ
そりゃ良かった
あなた
あなた
リヴァイ…
調査兵
…あなた、あなた可愛いわ
調査兵
…私よりずっと
リヴァイ
リヴァイ
当たり前だ
調査兵
っ…


新兵は「失礼します」と言って
部屋を出て行った。


あなたはその様子を心配そうに見ていた。



俺は、こいつのこういうところが好きだ。
あなた
あなた
リヴァイ
リヴァイ
…みんな
リヴァイ
リヴァイ
悪かった
エレン
エレン
いや…俺らこそすみません…
ハンジ
ハンジ
まぁ新兵ちゃんには悪いけど
みんな誤解解けたし良かったよ!
ミカサ
ミカサ
あなた…大丈夫
もしあのチビが浮気なんかしたら
私が復讐するから安心して
あなた
あなた
ミ、ミカサ…笑

_あなたside_


まぁでも良かった。

あの女の子がまた近づいて来たら話は別だけど…

ハンジ
ハンジ
…さ!私たちはもどろっか!ね!
エレン
エレン
え、あ、はい
ジャン
ジャン
あーーーー、そうっすね


ジャンはニヤニヤしながらこっちを見て、

そして私に近づいて来た。


ジャン
ジャン
よかったな
あなた
あなた
…うん、ありがとう。
ジャンがそばにいてくれたから
私も落ち着けたし!
ジャン
ジャン
まぁもし、リヴァイ兵長が浮気したら
すぐ別れろよ










そんで、俺が大切にしてやる(コソッ
あなた
あなた
え…?
ジャン
ジャン
じゃーな


ジャンはそう言ってスタスタと去って行った。




ハンジ
ハンジ
じゃー、お二人とも仲良くね!



バタン🚪






あなた
あなた
…リヴァイ、色々ごめ
あなた
あなた
んっ、


リヴァイはみんなが出て行くなり
私にキスをした。



リヴァイ
リヴァイ
、// やっと…2人になれた…
あなた
あなた
リヴァイ…//
リヴァイ
リヴァイ
…俺が好きなのはあなただけだ
リヴァイ
リヴァイ
この先もずっと
リヴァイ
リヴァイ
お前だけだ…
あなた
あなた
…私もだよ、リヴァイ、、
あなた
あなた
チュッ…//
リヴァイ
リヴァイ
っ、!/// 
あなた
あなた
へへ☺️
リヴァイ
リヴァイ
(クソ…///)
リヴァイ
リヴァイ
もっと…キスして、、いいか…//
あなた
あなた
うん…いいよ、//


私たちはこうして、何度も唇を重ねた。































エレン
エレン
ジャン、お前やめとけよ
ジャン
ジャン
っ…何がだよ
エレン
エレン
あなたを好きになるのは…
ジャン
ジャン
…っわかってるよ、そんなこと
エレン
エレン
あいつ可愛いしな、
気持ちはよくわかる
エレン
エレン
まぁ…話あれば聞くから
ジャン
ジャン
んだよ…かっこつけんな、
エレン
エレン
別にかっこつけてねぇよ!
お前のこと心配して…



(沈黙…)





エレン
エレン
あー!!もういい!
俺アルミンに用あるから!じゃあな!!



エレンは走り去って行った。








ジャンは壁にもたれかかった。














ジャン
ジャン
どーすりゃいいんだ…














ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー

長くなりましたが、『知りたくなかった』
読んでいただきありがとうございました!


お気に入り、ハート押してくださる方が
増えて、本当に嬉しいです( ; ; )


これからもこんな低クオリティ小説ですが、
暇つぶし程度に見ていただけると嬉しいです❣️

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