「 もう、お兄ちゃんったら買いすぎでしょ笑 」
「 妹のためなら奮発したくなるだろー? 」
ノーマン
「 …えっと、あなた? 」
「 あなたに限って浮気をするはずがない 」と思いつつも、距離の近さに少しだけ疑います。弁解しお兄ちゃんだよ、と言えば「 失礼しました、僕はあなたの彼氏のノーマンです。」と気を取り直し挨拶をしてくれます。兄にこの子なら大丈夫、と思わせ進展を狙っています、策士ですね。
レイ
「 おい、あなた。家族と買い物に行くって行ってただろ 」
まさか貴女に兄がいるとも思わず堂々とそう言います。「 うん、家族だよ?だってお兄ちゃんだもん 」と誤解を解けば、みるみる顔を赤くしていくレイ。兄に謝り後悔していますが、兄側からしたら可愛い嫉妬だな程度にしか思っていませんね。
エマ
「 あなた!その人って、お兄さん? 」
そもそも浮気を疑いません。家族と行くと話していた為兄だと思い明るく挨拶をしてくれますよ。三人で仲良く雑談している時、「 あの…女の子同士って、変だと思いますか? 」とエマが問います。兄が「 むしろ素敵だよ 」と言えばぱっと明るい笑顔を見せてくれますよ。
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。