第5話

episode4
2,600
2020/07/23 06:28
あなたside






you(じみ、もうおこってないみたい。)








安心だ。君を怒らすと狂ったようになるから。怖い。そう感じる。





でも嫌いなわけじゃない。怖いと感じることはあるけど嫌いじゃない。なんだか安心できる感じ?すき。






jm『なんでご飯なんか作ろうと思ったの?』







って、いつもの優しい笑顔で聞いてくる。









you「じみ、いつもつくってくれるでしょ?」







you「おかえし。」








ははっ、て呆れたように笑う君。





you(わたし、なにかおもしろいこといったかな、)







jm『そんなことしなくていい』







jm『危ないから。』








君はいつもそういうね。何かある度に“危ないから”って。私もう高校2年生だよ?








さすがにおかしい。








初めはそう思っていた。
でも今は特になんとも思わない。感覚が麻痺まひしてるのかな。







you「わかった。ごめんなさい」








素直にそう答える。







jm『ん、いいこいいこ』







そう言って頭を撫でてくる。







jm『全部あなたのためだからね』







って。何をするのも”危ない“って言うのは全部私のためらしい。








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