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第50話

誤解
*あなたside*




『3年1組メイド喫茶やってまーす。ぜひ来てくださーい』



こ「もっと可愛く。」



『3年1組メイド喫茶でぇーす♡ぜひ来てくださぁーい♡』



こ「きっしょ。」



『しばくぞ。』








文化祭当日。

大勢の人で賑わう学校内をメイドと騎士のコスチュームをした男女が歩いている。



傍からすればイタいやつ。辛い。

でもちゃんと客引きしないとうちのクラスに来てくれない。







客引きとかやったことないんだよね。

クラスの子には媚び売ってれば絶対来るとか言われたけど、そんなことしたらころん怒りそう。



いやまあ私もやりたくない()









ただでさえ歩くだけでも苦痛っていうのにこれ以上恥ずかしいことをやれと?
羞恥心で死にたくなる。



てか死んだ。無理。うわあああああ








こ「顔死んでんぞwwwwww」




『今めっちゃ死にたいって思ってるんですよ。』




こ「残念ながら僕があなたを守らないといけないから死なせねぇよ」




『何かっこいいこと言ってんだよ禿げろ』




こ「惚れた?」




『は?』


































#客引きとは


































クラスのチラシを配りながら校内を歩き回る。



変な人に絡まれたりしたらどうしようなんて考えていたけれど、わりとそんな事もなかったって言う。







…………まだ序盤だけどね。







写真撮りませんかー?とは言われた。


別にそんな問題じゃないかなって思って普通に撮った。
ころんも一緒だからさ。










なんかころんといれば何でも出来そう。





すげえ。




















「あ、あのっ」










唐突に後ろから声をかけられて振り返ると、そこにはおさげの可愛らしい女の子が。




……見た感じ後輩かな?


初々しい雰囲気をまとってる。









これは、ころんに用事だよね。



さっきからころんの事めっちゃチラチラ見てるし。




可愛いなこの子。














ともかく、人の恋路を邪魔するほど私は腐っていないので、全てを察しそっと身を引き離れた。










というより、離れようとしたけどガシッところんに腕を掴まれる。












こ「お前はここにいんの」




『えっいやでも…………』












ねえころん気付いて



この子めっちゃ複雑な顔してるから



恋する乙女の顔やばいから。













『え、ええ、私居ない方がいいよね?』












私の腕をつかむころんの手にだんだんと力が入ってきたので、逃げ出したい一心で女の子に助けを求める。






女の子はしばらく黙っていたが、決心したような顔をして













「いえ、紅葉先輩も居て大丈夫です。」









と一言。








おうまじか。



私はいたくないんだようん。





てかなんで私の名前知ってるんだろうこの子………()













とりあえず、私がすることは無いので、女の子がころんに向き合って言う言葉を見守る。










「あっあの…………青柳先輩………」





こ「うん、何?」









うっわ何こいつ。



うん、何?



じゃねえよ。





なんでそんな冷静なんだよ。

もっとこう………それっぽい反応しろよ!!!!()















「ず、……ずっと、青柳先輩の事が、好き……でした……!!」













か細くて震えながらも最後まで言ったおさげちゃん。



素晴らしい。青春や。尊敬。














こ「そっか、ありがとう。気持ちだけ受け取っとく。」





「……っ………!………………はい…………」
















ころんもつれないなあ。








でもまあ、おさげちゃんも頑張ったよ。


公開告白だなんて、私には一生無理。








それだけ、好きなんだろうね、ころんの事。

















結果的には振られちゃったおさげちゃん。



でも、一向にその場から離れようとしない姿に疑問を抱く私達。










こ「…………まだ何かある?」







「…………他に、好きな人がいるんですか………?」












わ、諦めないタイプの子だこの子。



頑張るねえ。健気だねえ。
















こ「どうだろうね」













うわあ、それ、好きな人から言われたくない言葉ベスト3に入るやつ。
















「居ないなら……………!!」













おおっ!積極的!!!


頑張れ!!!(謎目線)









こ「わりい。今の僕にはあなたがいるから」
















そっかあ。ころんには私がいるからかあ。




そっかあ。














『………………ん!?!?!?!?』













は?ちょっと待ってちょっと待って。










は??










えなんでころんに肩抱き寄せられてるの??













『っは??????何言ってんの???????』





こ「というわけだから、ごめん」





『ごめんじゃねえよ何勝手な事言ってんの???????』





「お二人って、やっぱり付き合ってるんですか………。噂は本当だったんだ………」













待って、噂って何?????そんなの聞いたことないよ???



ねえおさげちゃんお願いだから詳しく聞かせて?????え?????








こ「どうだろうね」





『ふざけんなよお前嘘つくなよ』






「………でも、紅葉先輩なら諦め切れます。お二人とも、お幸せにっ!!!!!」













そう言ってペコリと頭を下げると、走って帰って行っちゃったおさげちゃん。






………なんか………台風みたいな子だったな…………。










って、そんな場合じゃない













『何サラッと勘違いされる事言ってるの??』





こ「嫌だった??」





『いや嫌とかじゃなくてあのおさげちゃん可愛そうじゃん!!!!』





こ「いいじゃんこれで僕に告白してくる人減るかもじゃん。僕にとってメリットしかないかんね。別にあなたとの噂たてられてもいいし。」






『お前なあ……………』













一言。


ふざけてんな(口悪)





















こ「じゃあ逆に聞くけど、あなたにとってデメリットある?」





『無くはない。』





こ「相手が僕だから良いじゃん。ね?あなた。」

















ニカッと笑ってくるころん。





何とも言えないころんの謎の余裕感がたまらなくめんどくさい()











これに付き合ってる私って、やばいよね。











でもまあ、嫌いじゃないからいいかなって。




























好きな人には甘やかしてしまうタイプなのかもしれない私は。


































『あれころんなんか顔赤くね?』






こ「うっせえこっち見んな」






『え???????』















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全てにありがとうございます。








作者は笑顔です。









あっ台風気を付けてくださいね。




作者の家は只今絶賛暴風によって揺れまくりです。





怖いのでCode聞きながら寝ます。(どんだけ好きやねん)









ということで(??)





これからもよろしくお願いします( ・ิϖ・ิ)