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第48話

似た者同士
*あなたside*






こ「『…………………………………はっ!?』」














さっきまで役を擦り付けあっていたため、考えてもみなかった言葉に声を合わせる私達。






ちくしょうかぶっちまったぜ()










いやそんなことはどうでもいい。













私がメイド長でころんが護衛?無理無理無理。






ころんはいいけど私は本当に無理。




人の目につくのなんて、恐怖でしかない。







自ら学校内を回って客引きだなんて自殺行為。自分から餌になりに行っているようなものだ。












…………………………めっちゃ不安そうな顔で見てきますやんゆあさんるぅとくん。













ころんは…………………。



うわあ、めっちゃ頭抱え込んでる……………。



この世の終わりみたいな顔してんな。

笑う。←


























一方私の方はというと、ぶっちゃけ今すぐにでもやりたくありません!!!!って叫びたい。






だけど、きっとこんな体験できるのは最初で最期。






皆が言う最後とは訳が違う。



本当の、*最期*。















なら、私はどうしたらいい?





悔いは、残したくない。







残さないって決めている。





それにころんと出来るなら………………。






























『ねえころん。』




こ「…………なんだよ」




『一緒にやらない?』




こ「はっ?お前マジでいってんの?」





『マジだね。………ころんとなら、なんか出来る気がする。』





こ「…………っはあ…………ほんとずりぃ…………」





『あははw ね、良いでしょ?』





こ「………あなたがそう言うのなら。」















その瞬間クラス中が歓喜に包まれる。





大げさだなおい()






何だか恥ずかしくってころんと笑い合う。





こう思うと良いクラス。











何気に今まで考えてこなかったけど、白城さんも溶け込めている。









…………今日朝来た時は思いっ切り頭下げられたけど。









なんだかんだ、みんな笑ってるからいいかなって。
















……………めっちゃ良い奴じゃん私。












そんな様子を私は頬杖をつきながら眺める。




思わず笑みがこぼれる。









そんな私を見てるぅとくんは同じように笑っているが、まだゆあはどこか腑に落ちない表情。











心配性だなあ笑







私だって不安だよ。





でもきっと大丈夫。



なんたってころんがいるからね。











チラッところんの方を見ると、同じくこっちを見ていた。









『………………何?』




こ「……いや。如月がめっちゃ不安そうな顔してるけど。」




『あーねw まあ大丈夫でしょ。ころんが守ってくれるからね。』




こ「なんだそれww」











あ、顔背けた。



照れてんなこれは。()








ころんって本当に分かりやすいよねえww







照れたらすぐそっぽ向くし。

すぐ耳真っ赤にするし。

口悪くなるし。





…………いや、それはいつもか。










感情豊か、だから優しい。







ころんの良い所。






もしころんと同じクラスになってなかったら、こんな事知れなかっただろうなあ………。






というよりあれか、始業式の日にころんとぶつからなかったらきっとこんな仲良くなってないんだろう。





私がころんにぶつかったお陰で(?)ころんの事、るぅとくんの事、すとぷりの皆の事を知れた。





それまでは、そこら辺の男子と同じだと思ってたからね()








………*今*は数々の伏線から織り成しているって誰かが言っていた。







でも、本当にその通り。








たくさんの伏線があるからこそ、今がある。













……………素敵だね。この世は。














そんなことを考えている私をいつの間にかこっちに向き直していたころんがジトーっと見つめている。








こ「何考えてた?」




『え?えー』










いやまっていままで考えてたこと言うのは流石に恥ずいぞ。


ただのポエマーみたいになるじゃんか。




えーと、えーと。







必死に頭を動かして考える。
だけどびっくりするほど言い訳が思いつかない。



なんで今まで誤魔化してこれたんだ私()









こ「…不安なの?客引きで色んな人に見られんの」



『え?いや、』










いやまあ違わないけど違うぞ。()



それ考えてたの2分前くらいだわ。









でもそんなのお構い無しに続けるころん。













そして、その次の言葉に私は固まった。








こ「護衛の僕があなたを守るから。……何も心配なんていらないよ。」




『…………………………………』















自分でも顔が赤くなっていっているのが分かる。






そんな顔を見られたくなくて、私は顔を窓の外へと向けた。








…………私もころんのこと言えないじゃん。


同じ事してるじゃん。










気配でころんが笑ったのが分かる。














私を守るって言ってくれた時の表情。







いつもとは違う、まるで本当の王子様のように微笑んだころんの表情がしばらく頭から離れなかった。


















『……………ずるいのはどっち……………』




こ「ん?なんか言った?」





『なんも言ってない!!!!!』





こ「なんで怒ってんの!?!?」