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第55話

今の私のHAPPYENDは。
*あなたside*













普通で良かった。








何もかもが普通で、当たり前で。








息も乱れない。









心臓の鼓動も速まらない。














だけど少しだけ、望んでしまった。
















君と、一緒にいたいと。













君と、離れたくないと。












君と、心で繋がっていたいと。



























なんとなく気づいてた。



ころんが今自分は幸せだと言ったあたりから。






あなた、って呼ばれて、私の目を真剣に見つめられた時はどうしたら良いか分からなかった。




迷いに迷って、ただ単に、はい、と一言。















ころんがなんて言ってるかは聞いていたけど、今はパッと思い出せない。




でも、ころんの目が何か覚悟を決めた目で。





きっと、これからの未来を見据えていたのは覚えてる。





私にはそう見えたんだ。













ごめんね。


私に未来はないんだよ。





50%の確率なんて、期待できるわけ無い。
















期待して、今ここでころんと一緒になって、それで50%が失敗したら?












そんなの生きていけない。





失敗して死ぬ……というより、ころんの事を思うと死にたくなる。



いやまあ結局死ぬけど。




















自分がどれだけ身勝手なのかなんて。





自分がどれだけ自惚れてるかなんて分かってる。























でもね、好きだから。




好きだから、仕方ないんだよ。



























私は、ころんが最低限傷付かずに済むか考えた。






それが結局、気持ちだけ伝えてそれ以上は深い関係にならない。









まあ、よくある告白されたけど返事はしないってやつ。







返事を返されないだけでも相当辛いのは知ってる。





だって、保留する側も辛いもん。







両想いなのに結ばれない。














なんてじれったいんだろう。


私達の恋は。

















いつか、実る日が来るのかな。














そんなことを考えながら、私はころんの言葉を遮って














『私もころんの事、好きだよ。』












そう告げた。




















ああ、私、ちゃんと笑えてるかな。









悲しそうな顔、してないかな。

















………大丈夫。だって



















─────これが、一番のHAPPYENDなんだから──────

























そして、逃げるように屋上の扉を開け、その場から立ち去った。




















***

























明かりの灯っていない、誰もいない空き教室。



私は一人うずくまっていた。















顔を真下に向け、涙が肌に触れないようスカートに落としてゆく。






止まることはない。



涙を拭ってくれる人もいない。










本当の孤独だ。















屋上を出る前に見えたころんの表情。








頬を真っ赤に染めて目を大きく見開くころんの顔が、頭から離れない。



















『ごめん…………ごめんね…………』
















もう、何も考えられない。










苦しくて、辛くて、悲しくて。


どこか自分にイライラして。










全ての感情がぐっちゃぐちゃ。























その中に*後悔*はないと信じたい、












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まだまだ完結はしませんよ……(ΦωΦ)



あと2シリーズは続きますかんね!?!?