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第26話

満ちてく黒い気持ち。








さっきからころんは一言も喋らない






ただ、私の手を強く握りしめたまま作業する教室へと向かう






いつも騒がしいころんがびっくりするほど静かなので、るぅとくんもゆあも何も喋られない。












重い………()



空気が、重い………()









するところんはピタッと足を止める




そしてゆっくりとこちらを振り返った










かと思ったら








フワッと









私を抱き寄せる













ん!?













ちょっと待ってちょっと待って












え?












ええええ????











!?!?!?!?!?!?(パニック)
























『……えっと…………………ころん…?』



こ「…何してんの」



『何って……。しつこかっただけ』



こ「ちゃんと断りなよ」



『断ったよ!!……………ゆあが』



こ「ったく…」



『てかなんで私はこんな事されてるの……』







ころんの表情は見えない。






でも、なんとなーく






体温が熱い、気がした







ちょっとは恥ずかしがってんのかなこいつ






という考えとは裏腹に







ころんは私の耳元でそっと囁く













_______あなたが取られそうになってたけど安心したから_______







_______________悪い?_____________



















ずるい。










ずるすぎる











いつものおちゃらけたころんはどこにもいない











さっきの教室といい、今といい















なんでこんなにギャップが……………













正直めちゃくちゃ照れる。
















思わせぶりな事しやがってよォ…!!()


















なんかやだな。















負けてる気分半端ない






















なんか仕返してやろうと思い、私もころんの耳に口を近づける










言葉は………なんでもいいや()



















____________助けてくれたのがころんでよかった__________









______________ありがと_____________













やばい心拍数上がった











自分のも










ころんのも











心拍数上がったのが分かる





















急にギュッと強く抱きしめられたと思えば、ころんの温もりが体から離れる


















あー今顔真っ赤だわ分かるようんうん













ころんは………














俯いて、手で片目を隠している











さては照れてんな?










自分からやってきたくせに……()










ゆあ「大胆すぎて草。なんなのお前ら付き合ってんの?」



る「そ、そうですよ…。(突然のハグに困惑)イチャイチャを見せつけられるこっちの身にもなってください。」



こ「うっせ。てかなんで震えてんの?」



『え?』



こ「手」











手が…震えてる……?









ころんに握りしめられている手を見てみる







震えている感覚は全くと言っていいほど無いけど


何故か、パッと見ただけでも分かるくらい震えている






『………あれ……なんでだろ………』



こ「…………そんなにあいつらが怖かったの?w」










そんなに、か











…………………なんで笑えるの













男子にめちゃくちゃ近い距離で話してきて








違う意味にも捉えてしまう言葉を言われて










そんなに、か。












違う、とまれ私











ころんは何も知らないんだ











何も、知らない












知る由もない










そもそも私が教える気もない












もし、私の、秘密を伝えたら











どんな反応をするんだろうね…










男子は嫌いだし苦手だけど














ころんは、私から離れて欲しくない














なんでかは分からないけど















多分、ころんがいなくなったら、それこそ男子恐怖症で引きこもりになるかもしれない












だから止まれ私。







何も知らないから、そう言ってるだけだ











ころんは悪くない













『…………かもね』



ゆあ「ころんに抱きしめられたからじゃね?」




こ「はあ!?」




る「ころちゃんセクハラ……」











ああ、優しいな









『もう私お嫁に行けない……』



こ「おめーらはっ倒すぞ!!!!」



全「wwwwwwwwwwwwwww」