キンコンカンコン
『 今日、レッスンないからそのまま帰ってええよ 』
長尾 「 おっ、 ほんと ?! 」
駿佑 「 じゃあーさ お出かけ行かない?! 」
長尾 「 ええやん、 タピオカ飲みに行こー!! 」
駿佑 「 あと、 クレープ っっ!! 」
『 行ってらっしゃい 笑 』
駿佑 「 え? あなたちゃんもだよ 」
『 え? 私行っていいの? 二人で行った方がいいと思うけど … 』
長尾 「 行こや。 ? あなたがここに来ての初寄り道 !笑 」
『 う ーん 、、 じゃあ 行く!!笑 』
長尾 「 あなた 食べたい物ある?? 」
『 あぁー なんだっけ… グルグルしてるあいすのやつ 』
駿佑 「 あぁー えっと ロールアイス ?笑 」
『 それそれ !!! 』
長尾 「 食べに行こっ。それも 」
駿佑 「 インスタ映えするものばっか、笑 」
長尾 「 今日は、女子高生になりきるからっ 」
『 今日だけね、笑 私も流行りにのろうかな 』
駿佑 「 楽しみやっ 」
『 そうだね、 けど人多かったらやめとく、、? 』
長尾 「 なんで?? 人混み嫌い? 」
『 ううん、 けんとの足のこと考えたら 』
長尾 「 あぁー大丈夫 !笑 あなたと出かけたいし 」
『 なら … いいけど さ、、 笑 』
駿佑 「 やべっ、 チャイムなるわ。 」
長尾 「 席座ろ席 笑 ! 」
『 って言ってもすぐ近くだけどね … 笑 』
駿佑 「 それは言っちゃダメ、笑 」
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!