《中嶋side》
『昨日さ、はっすん誕生日やったから謎にイチャ
イチャ的なことしてたのよ(?)』
大西「うん。絶対大ちゃんが帰ってこない理由
それやん」
『やんな…最近、あまり一緒にいる時間少なかった
し…』
道枝「大吾くん、ここじゃなくて実家に戻るん
ですかね…」
『そんなん自分勝手やと思うけど嫌や…』
大西「じゃあ、ちゃんと話さんとやね」
道枝「明日にでもちゃんと話しないと喧嘩した
まま記念日迎えちゃいますよ?」
大西「明後日からはしばらく休みやし」
『…情けないよな』
大西「なーちゃん…?」
『自分より年下の2人にこんな相談するなんて…笑』
道枝「情けなくなんてないですよ!!メンバー
なんですから、恋愛はあまりわかりませんけど
相談には乗るんで!」
大西「なーちゃんと何年一緒におると思ってるん笑
困ったことはお互い様!僕、なーちゃんも大ちゃん
はお兄ちゃんお姉ちゃんみたいな存在で、2人が
仲良くしてるのほんま好きやからさ!」
『みっちー…流星…』
大西「よーし!明日は僕らも手伝うからちゃんと
大ちゃんと話そ!」
『うん』
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。