《中嶋side》

これは、うちが大ちゃんにキレたあの日のお話です

あの日、私はお風呂に入ってたんよ。あっ、
大ちゃんには伝えてへんよ？違う部屋おったし

それで湯船に浸かって温まってたら…

西畑「…あっごめん！！！なんも見てへん！！
なんも見てへんから！」

はい。勝手に入ってきました。えーっと…お風呂の
電気はついてるし、私用のカゴに服入ってたし
何故気づかなかった！？てか、あれ絶対見た
やんな！？

…とまぁ、そういうことですよ

『電気ついてたやんな？』

西畑「…はい」

『ほんま最悪…せめてノックして！入ってるって
返事したし！』

西畑「ほんまごめん！！なんも見てへんから
許して！」

『…ほんまになんも見てへんの？』

西畑「見てない！泡風呂やったし！」

『泡風呂ってなんでわかったん？』

西畑「え？それは…」

『信じらんない。心の準備とか色々あるの
わかるやろ！』

西畑「ちょっ！どこ行くん！」

『自分の部屋！絶対開けんといてや』

…はい。自分の部屋に引きこもって年下彼氏
見ることにしました

リビングと私の部屋と2つあるんよ。テレビ

私の部屋のは普段ゲーム用に使っててんけど、
今日はここで年下彼氏見ます

まだ1時間あるから倫也くんの出てる美食探偵でも
見とこ((

【コンコン】

『…なに』

西畑「ほんまごめん。わざとじゃなかってんけど
急に開けられたらびっくりするし嫌やったよな…
アイス買ってきたから一緒に食べへん…？」

『…何のアイス？』

西畑「ハーゲンダッツ」

『食べるけどまだ許さん』

西畑「えぇ！？」

『…キスしてくれたら許すかも』

西畑「ほんま！？」

『嘘って言ったら？』

西畑「部屋に篭もる」

『嘘やからリビング行って待ってて』

という事がありました笑

グループメールでまだ怒った雰囲気出してるけど
ハーゲンダッツ食べて機嫌直るし大ちゃんと
アイスよりも甘い時間過ごした…かも？？