第44話

十五
507
2020/05/27 07:55
花穎
花穎
ということがあって…
数日後、赤目さんとこの前の親戚の話をした
刻弥
刻弥
ふーん、跡取りね…でも花穎は紫耀をことがLoveの方で!好きなんだろ?
花穎
花穎
え!?ち、ちち違います!!
Loveの方で!を強調して言った赤目さん


そんなことないのに
刻弥
刻弥
え?じゃあ神宮寺?
花穎
花穎
違います!!
刻弥
刻弥
岸?
花穎
花穎
違います!!…赤目さんなんでそんなこと聞くんですか?
刻弥
刻弥
お前が鈍感だからだよ!
花穎
花穎
刻弥
刻弥
花穎、目をつぶって思い浮かぶのは誰?
花穎
花穎
…紫耀
刻弥
刻弥
紫耀が他の女の人と歩いてたらどう思う?
花穎
花穎
モヤモヤします
刻弥
刻弥
それが恋だよ、花穎
花穎
花穎
これが恋…
刻弥
刻弥
ま、花穎の気持ちがわかって俺は良かったよ
花穎
花穎
赤目さんもう帰るの?
刻弥
刻弥
おう、またケーキ持ってくるから
花穎
花穎
ありがとう、赤目さん
本当に赤目さんは帰ってしまった


まさか僕が紫耀のこと好きだなんて…


そのまま一日は過ぎてしまった

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