第2話

そらちぃ(アバンティーズ)
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2018/11/17 10:40
そらちぃ
はじめまして、あの僕達アバンティーズと言う名でYouTubeで活動しているものです。
この、ちゃらちゃらしてるのに無駄に真面目な感じ、アイツしかいない。。。
そらちぃ
この度は誠に有難うございます。
こんな、大きなUUUMに入れるなんて夢にも思っていませんでした。
高田先輩
いえいえ、とんでもないです。えっと、、、ね?あなたちゃん?
あなた

あ、、はい。

エイジ
ん、?
そらちぃ
あの、今あなたと言いましたか、、?
高田先輩
はい、こちらがあなたちゃんですよ!
あーあ、、
せっかく背を向けていたのに、、。

無理やり私は先輩に肩を掴まれ彼らの方を向かされた。
リクヲ
あなたー!!!
あなた

やっほ、、

ツリメ
うわー、UUUMにいたの!?いたなら教えてよね!!!
何でよりによって
エイジ
少し会わない間に老けた?w
あなた

いや、やかましい!w

そらちぃ
…っよ。
あなた

こんにちわ。

そう言いお辞儀をした。
そらとは、凄く気まずい。
離れ離れになっちゃうからってみっくんとりっくんがお別れ会開いた時に来てくれなくて、その後も連絡を取らずにいたから。
何があったのかは、みんな知らないままだった。
高田先輩
あなたちゃん、知り合い?
あなた

あ、はい

リクヲ
幼馴染なんですよ〜
高田先輩
え!?なら話が早い!早速あなたちゃん打ち合わせ頑張って👍
あなた

はい!?今からですか?

高田先輩
うん、なに、デートの予定でもあるの??笑
そらちぃ
あなた

そんな、あるわけ!

エイジ
え、彼氏できたわけ?
ツリメ
俺らが見てないところで、、まったく。
あなた

いや、親か笑

りっくんみっくんとえいちゃんとは連絡を取り続けていたため、高校の時と全然変わってない。
そんな他愛もない会話をしながら私達は、ミーティング室へと移動した。
リクヲ
そら、行くよ?
そらちぃ
あ、うん
1番最後に入って来たそらの顔は、何故か暗くて一言も打ち合わせ中、発さなかった。
あなた

では、今回はこれで失礼します。

エイジ
改まんなよー
あなた

一応、仕事なんでね!笑

リクヲ
なんか、このまんま飯でも食べにいきたくない?
ツリメ
あーたしかに
エイジ
どっか行くか! あなた!
あなた

え?まだ、仕事あるんだよねぇ、

ツリメ
じゃあ待ってる!!いいよね?
エイジ
早く終わらせてくれるなら
リクヲ
そらも大丈夫?
そらちぃ
あ、えっと俺は帰るわ
エイジ
え?
あなた

そら!ちょっといい、

私はそらのうじうじとした態度がイライラしてしまい、手を取り少し離れた場所へ行った。
そらちぃ
なに、、?
あなた

あのさ、なんで、そんな態度な訳?

そらちぃ
それは、あなたが、
あなた

あ、私が悪いの?そっかわかった

何も理解してもらえてなかったらしい。
私は3人の元へ戻ろうとした。
そらちぃ
ちょ、待てよ。
手を引っ張られた。
そして、私の手の中に何かを落としてきた。
あなた

なにこれ

キラキラと光るネックレスだった。
そらちぃ
あのとき、これ渡そうとしてたけど、渡せなかったから。
あなた

え?

そらちぃ
俺らの友情の証?ってやつw
あなた

ださっ。まぁでも嬉しい。ありがとう

そらちぃ
うん。。、。。
ツリメ
あなた〜???
あなた

あ、なにー???

遠くから探すように名前を呼ばれたため3人の元へ戻ろうと足を動かした。
そらちぃ
……
でも、足を動かさずにその場に立ち尽くすそらがいた。
あなた

いこ?みっくん達探してる

そらちぃ
あなた、怒ってないの?
あなた

どうして怒るの?

そらちぃ
あの日行かずに、今更こんなもん渡して
あなた

んー、ずっとムカついてたけど友情の証もらったからチャラにしてあげる

そらちぃ
あなた。ありがとう
ぐいっと引き寄せられた私の体は、何故だか拒否はしなかった。

でも、我にかえりすぐに3人の元へと戻った。
あれから私は…。


また気まずくはなりたくない。だから、私はごく普通に接していた。でも、あれはなんだったのか今でも気になっている。
そして、いつも会うたびにみんなのケータイやカバンには必ずあのネックレスと同じデザインのキーホルダーがぶら下がっていた。

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