元太の部屋 .
『 ねぇ 、 元太 、』
「 何、? あなた 、? 」
『若年性アルツハイマーって知ってる、?』
「あ、前 一緒に見てたドラマの、」
『あ、そーだそーだ、じゃあ知ってるよね。』
「うん、なんで、?」
『あなたさ、若年性アルツハイマーかもしれないんだって、』
「大丈夫だよ、守るよ。」
『Johnnys続けていいのかなっ、?』
「大丈夫。一緒にデビューしよう、?」
「前に言ってたじゃん。一緒にデビューしよう?って。でもあなたはSixTONESに入って。でも今こうやってTravisJapanに来てくれて。俺だからめっちゃ嬉しいんだ。だからさ、あの夢叶えよう、?一緒にデビューしよう、?」
『そうだねっ、ごめんね、泣いちゃって、』
『あなたの記憶無くなるのかな、?』
「無くなってもずっと味方だし、毎日会ってあなたに話しかけて元太だよって教えて同期なんだよって教えてメンバーなんだよって教えてあげるから、」
『忘れなくないよぉ、怖いよぉ、』
「大丈夫だよ、あなたならできる。俺がそばにいるよ、?」
『元太っ、』
「いいよ。今日は俺のとこで泣きな。」
「ずっと味方だから。一緒だから。守るから。大好きだから。」
『げんたぁっ、』 ((泣
「え、寝た、?」
スースー あなたは元太の腕の中で寝た
京本 「元太〜 あなた〜 」
元太 「あっ、京本くん!」
京本 「あ、寝てるのね、」
「今からご飯食べに行こうかって言ってたんだけど、如恵留がお店の30人部屋取ったらしくて、笑」
元太 「あなた〜?」
『ふぇっ?あっ、寝てた、』
元太「ご飯行くって。」
『えっ!やった〜!』
編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。