あなたside
やばい、翔ちゃんに告られちゃった…
なんて返事をすればいいんだろう…
翔ちゃんのこと、大好きだけど、まだ
イマイチ恋愛の"好き"はわかんないん
だよなぁ…
でもめっちゃ嬉しかった。
顔も赤くなった。
でも今の雰囲気を壊したくないなぁ…
そう言って私が部屋を出て行こうとしたその時、
リーダーが私の手を掴んで、引き止めた。
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私、2人(3人?)に告られちゃったよ…
リーダにそんな気持ちがあったなんて!
私最近どーしちゃったんだろう。
翔ちゃんに早く返事をしないと。
▼翔ちゃんの部屋▲
私は緊張した足取りで部屋に入る_
そうゆうと、翔ちゃんはつぶらな瞳で私の顔を覗き込んでくる。
すると、彼は私の額に優しくキスをした。
そう言って部屋を出た。
翔side
あなたに振られちゃったよ…
まぁ俺は諦めるつもりはないから。
絶対俺のあなたにしてみせる。
あいつの恋を知るきっかけが俺でありますように!!
頬に冷たいものが流れたのは、
きっと気のせいだろう_
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!