数日後の昼休み_
私は授業で美術室に忘れ物をしたので、とりに行った。
ガラガラ…
その時、美術室のドアから覗く二つの影があった。
私はそれに気づかなかった。
そうして私は用事を済ませて、廊下を歩いていた。
その時_
ガッシャーン!!!
美術室から何かが壊れた音がした。
私はびっくりして、美術室に戻った。
そこには、美術部がコンクールのために作っていた彫刻の作品が壊されてバラバラになっていた。
すると、
この2人は美術部だった。
しばらくして
そう言って先生は行ってしまった。
後ろで2人がクスクス笑ってるのが見える。
2人がいなくなった時には、
私はもう限界まで来ていた。
悔しくて、、悔しすぎて涙が出てきた。
そんな時、
彼の名前は橘優斗。
私のクラスメイトだ。
そう言って彼は行ってしまった。
私は重い足取りで職員室に向かった。
橘優斗side
あいつ、どーしたんだろう。
泣いてた?のかな。
なんか無性に助けてやりたくなる。
なんで俺こんなに星野のこと考えてるんだ?
…………
とっても鈍感な橘であった。
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!