第26話

リレー
それから、2年や1年がなんかパフォーマンス的なアレをやった後、最後の種目へと移る。
…400mリレー。
1位の組は、1000点貰えるという…前の種目での頑張りが無意味になるような点数。
…1発逆転の大チャンスって訳だ。
…そして。
サイステ先輩
サイステ先輩
「さぁ、最後の種目がやってきたぜぇ。この体育祭のトリを飾るのは、400mリレーだ!」
サイステ先輩
サイステ先輩
「各組、走者は4人。柱組は、9人の中でも特に速い4人が走るみてぇだなぁ」
…実況、何当たり前のこと言ってんだ。
誰でも分かるだろそんくらい。
紅組

第1走者…竈門炭治郎
第2走者…嘴平伊之助
第3走者…我妻善逸
アンカー…青桐あなた
柱組

第1走者…煉獄杏寿郎
第2走者…悲鳴嶼行冥
第3走者…宇髄天元
アンカー…不死川実弥
…ねぇ、何でこんなにもスケベ川と当たるの??

何か呪いでもかけられてんのかな。
あなた

…はっ、でもまぁ丁度いいわぁ。ぶっ倒してやらぁ、あんなおはぎ

****
産屋敷耀哉
産屋敷耀哉
位置について。
産屋敷耀哉
産屋敷耀哉
用意…。
産屋敷耀哉
産屋敷耀哉
ドンッ。
竈門炭治郎
竈門炭治郎
ぬあああぁぁぁあぁ!!
煉獄杏寿郎
煉獄杏寿郎
よもおおぉぉおおぉ!!
…ついに始まった、400mリレー。

今は、炭治郎と煉獄先生が全速力で走ってる。
…あ、炭治郎、段々遠ざかってるよ?
まぁ煉獄先生だからな…速いもんな…炭治郎も速いのに、やっぱ柱の人達バケモンだな。
…お、第2走者へバトンが渡った。
嘴平伊之助
嘴平伊之助
猪突猛進!! 猪突猛進っっ!!!!
悲鳴嶼行冥
悲鳴嶼行冥
南無阿弥陀仏…
え、悲鳴嶼先生速すぎだろ。

何でアンカーじゃないんだ、あんなに速いのに。
いやまぁ、伊之助もはえぇな。
宇髄天元
宇髄天元
悲鳴嶼さん、やっぱはえぇな!! 俺も負けてらんねぇ!!
あ、柱組はもうバトンが第3走者に…。
嘴平伊之助
嘴平伊之助
紋逸ーーー!!
我妻善逸
我妻善逸
俺は善逸だって言ってるだろぉがああぁ!!
我妻善逸
我妻善逸
宇髄先生ええぇぇええぇぇ!!!
宇髄天元
宇髄天元
はっ!?
あなた

えっ

待って、善逸足速すぎじゃない!?

もう宇髄先生に追い付いてる!!



…って、もう私か。
あなた

…先生、負けませんよ。

不死川実弥
不死川実弥
ハッ、こっちのセリフだァ。
宇髄天元
宇髄天元
不死川ァ!!!
我妻善逸
我妻善逸
あなたちゃんんんんんん!!
そして、私達は同時にバトンを受け取った。
瞬間、思いっ切り土を蹴る。
あなた

おはぎなんかにぃいいぃぃぃ!!

あなた

まけてたまるかああぁぁあぁあぁ!!

不死川実弥
不死川実弥
うるせぇよォ!!
不死川実弥
不死川実弥
真横で叫ぶんじゃねぇ!!
ほら、ゴールテープは目の前だ。

私と不死川先生は、ほぼ真横にいる。



もう少し、もう少しだけでいいから。

あと少し速くっ……!






おはぎに負けるなんて嫌だっっ!!
不死川実弥
不死川実弥
っ…!?
不死川実弥
不死川実弥
(コイツ…加速した…?)
あなた

うおおおぉぉおおぉぉぉお

不死川実弥
不死川実弥
(うるせぇ)
****
サイステ先輩
サイステ先輩
「さて、んじゃあ400mリレー結果発表だ。」
サイステ先輩
サイステ先輩
「3位…白組!」
あなた

ここはどうでもいいんだよ……2位はっ…?

不死川実弥
不死川実弥
……
サイステ先輩
サイステ先輩
「2位…」
サイステ先輩
サイステ先輩
「…柱組っ!!!」
2位…2位が、柱組…ということは。





……1位は…!!
サイステ先輩
サイステ先輩
「そして、1位は…紅組だ!!」
あなた

よっしゃあああぁぁああぁ!!! ざまぁみやがれスケベ川あぁぁあ!!

不死川実弥
不死川実弥
その口縫い合わせんぞォ
あなた

はああぁぁん!?!?

私がそう言うと、スケベ川に頬をムギュってやられる。
不死川実弥
不死川実弥
巫山戯たこと言ってんのはこの口かァ
あなた

ふいあせんすいません あんでおありまふぇん何でもありません ゆうひてふあさい許してください

不死川実弥
不死川実弥
なんつってんだテメェ
そう言われ、頬から手が離れた。
あなた

こんのスケベ川め…

不死川実弥
不死川実弥
あ?
あなた

ナンデモナイデス

****
産屋敷耀哉
産屋敷耀哉
──では、得点発表をしていくよ。
産屋敷耀哉
産屋敷耀哉
白組は、150点。
産屋敷耀哉
産屋敷耀哉
紅組は、1100点。
産屋敷耀哉
産屋敷耀哉
…そして、柱組は。
来る、来るぞ…。


お願いします神様


柱組に勝っていますように


なんせ優勝賞品はマジの大金☆らしいぜ??


ほんと毎年狡いよなぁ柱組
産屋敷耀哉
産屋敷耀哉
柱組は……1050点。
あなた

あっぶなああぁぁっっ!!

私がそう叫ぶと、何か柱組の方から視線を感じた。
というか、私が叫んだら辺りが静まり返ったよ?
…私凄くn
不死川実弥
不死川実弥
お館様。俺と青桐は少し抜けさせていただきます。
あなた

へ?

産屋敷耀哉
産屋敷耀哉
…わかった。ありがとう、実弥。下がっていいよ
不死川実弥
不死川実弥
御意。
あなた

あっれぇ、この展開どっかで……

不死川実弥
不死川実弥
お館様の話を遮るたァ、いい度胸してんな…?? 青桐ィ…。
あなた

え?! あ、アハハ…。そ、それは、その…

不死川実弥
不死川実弥
そんなに死にてぇなら、俺が息の根止めてやるよォ…
あなた

ギィヤアアァァアアアクソおはぎぃいいいぃぃいいぃぃぃぃ

こうして、体育際は幕を閉じた。