第23話

柱達の障害物競争 ー弐ー
……二人三脚ぅ?



え、私とおはぎが息ピッタリ合うとでも?

……おはぎと息ピッタリってなんだよ。
不死川実弥
不死川実弥
……チッ、何でよりにもよってアホ桐なんかとォ…
あなた

いやおはぎが私を選んだんすよね??

……あれ。

意外と息ピッタリだよ、おはぎと私。



まぁ、運動神経良いのだけが私の取り柄だからな。

ふふっ、このまま1位を独走しっ……
あなた

あっ……?!

不死川実弥
不死川実弥
は? オイ青ぎっ……!
ズドォンッ
あああこけた!! いっっ…!……たくない…?
不死川実弥
不死川実弥
………平気かァ?
あなた

……先生ってたまに・・・優男ですよね

不死川実弥
不死川実弥
俺ァいつでも優男だろうがァ
あなた

不死川実弥
不死川実弥
あ?
……て、もう二人三脚終わりじゃん。


後は、二人で突っ走るだけ……
宇髄天元
宇髄天元
お前ら、イチャイチャしてる場合じゃねぇぞぉ? 俺らが1位とっちまうからなぁ!!
我妻善逸
我妻善逸
ちょっ!! 宇髄先生!! 俺殺される!!! 不死川先生に殺されるぅぅ!!
不死川実弥
不死川実弥
宇髄っ……おい青桐ィ!!
あなた

はい何でしょっ……はっ!?

膝下に先生の手が滑り込む。

……あれ?徒競走って二人で走るんじゃなかった??


……何でお姫様抱っこ???
サイステ先輩
サイステ先輩
「おおっと不死川先生!! 何と青桐をお姫様抱っ……」
不死川実弥
不死川実弥
死ねゴミ
サイステ先輩
サイステ先輩
「…………」
不死川実弥
不死川実弥
……しっかり掴まってろよォ
あなた

……お、おー……あ!?!?

わぁクッソ速い。

一瞬で宇髄先生チーム追い越して1位っすよ。


やったー1位だ……1位だよ、1位…

……。
あなた

ふ、ふっ、せ、先生、照れ、てません…? お顔が赤いデスヨ…???

不死川実弥
不死川実弥
あ? ……お前…
宇髄天元
宇髄天元
青桐~、派手に特大ブーメランブッ刺さってんぞ~
あなた

私は断じて照れてなどいない

そんなやり取りをしていると、急に膝下から先生の手が消える。
あなた

え、は

ドスンッッ
あなた

いだァッッッ!?

サイステ先輩
サイステ先輩
「…さて、1位の不死川先生!! お題は何だったんだぁ?!」
そういって、サイステ先輩にマイクを渡されるスケベ川。
確かに、お題気になるな。
不死川実弥
不死川実弥
「…………」
……あれ、先生話そうとしない…。
あなた

先生、お題何だったんですか~。これじゃあ私夜しか寝れない

不死川実弥
不死川実弥
夜寝れてるなら充分だろォ
宇髄天元
宇髄天元
……おらぁ!!
不死川実弥
不死川実弥
あっ!? 宇髄テメッ……!
宇髄天元
宇髄天元
え~と何々ぃ? ……はぁーん?? なるほどな 
あなた

え、宇髄先生!! お題何だったんですか?! あ、わかった、好きな人とかぁ?ニヤァ

不死川実弥
不死川実弥
バッ……ちっげぇ!!
何だ、つまんねぇ。

私のこと好きなんなら煽り倒したのに。
結局…お題も分からなかったしさぁ。
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宇髄天元
宇髄天元
(……一緒にいて楽しいと思える人……ねぇ。玄弥でも良かったはずなのに、アイツ…。)
宇髄天元
宇髄天元
これ、ある意味……青桐が言ってたの正解かもしんねぇなぁ。あー、派手に面白くなってきた!
ーー令和コソコソ噂話ーー

悲鳴嶼さんは、借り人に速度を合わせていたから宇髄さんの次の3位だったらしいよ!
ちなみに、借り人は伊之助だって!