第72話

ハイカラバンカラデモクラシー
宇髄天元
宇髄天元
御館様、少々お時間宜しいでしょうか
産屋敷耀哉
産屋敷耀哉
おや、天元。どうしたんだい?
宇髄天元
宇髄天元
先程…元十二鬼月、上弦と遭遇致しました
産屋敷耀哉
産屋敷耀哉
……詳しく聞かせて貰えるかな。
宇髄天元
宇髄天元
御意。
****
パチッ
あなた

ん…?

重い瞼を開け、目が覚めると。

見知らぬ天井が目に入った。
不死川実弥
不死川実弥
お、起きたかァ。
あなた

うぉっ、先生。

辺りを見回すと、先生を発見。

私のベッドの横にある椅子に座っている。
……どこかで見た事ある場所だな、と思えば、保健室か…ここ。
あなた

…そういえば、先生。さっきのは……

不死川実弥
不死川実弥
…? さっきのォ?
あなた

え?

視線を向けると、首を傾げる先生。

あれ? さっきのって、もしかして夢…?
不死川実弥
不死川実弥
何だよ、さっきのって。
あなた

いや、夏祭りの時に私を攫った男が…お化け屋敷に居たんですけど……夢だったんですかね…?

不死川実弥
不死川実弥
…夢だと思うぞォ。
あなた

…なんだ。まぁ、あんな非現実的なもの…夢に決まってますよねぇ。

血鬼…術? だとか、なんとかの呼吸…だとか。
夢にしては少し生々しかった気もするけど…まぁ、多分夢だったのだろう。
あなた

あ、それより!! 文化祭もう終わっちゃいましたぁ!?

不死川実弥
不死川実弥
まだやってんぞォ? とは言っても……もうすぐ終わりそうだけどなァ
あなた

は、急がないと…!! ほら、おはぎもはよ来いやぁぁぁ!!!

不死川実弥
不死川実弥
は? ちょ、待っ……
****
不死川実弥
不死川実弥
…キメツ音祭……
あなた

そーそ、炭治郎達がトリなんですよ

不死川実弥
不死川実弥
………
あなた

どうしましたせんせ……って顔怖ッッ

般若みたいな顔してる。

怖い、怖いよ不死川先生。
あなた

あ、確か宇髄先生も出ますよ

不死川実弥
不死川実弥
は? アイツもォ……?
あなた

そう、確かバンド名は…

あなた

「ハイカラバンカラデモクラシー」

不死川実弥
不死川実弥
んだそr…
竈門炭治郎
竈門炭治郎
な゙んでお前に゙彼女がいて俺にい゙ない゙ぃ~♪︎ 何が悪かっだ~前世か? なん゙か罪犯したか~♪︎((クソ音痴
我妻善逸
我妻善逸
ベンベベェェェンッッ!!((怨念の籠った三味線
嘴平伊之助
嘴平伊之助
ドンドンドンドンッ((テンポズレッズレな太鼓
宇髄天元
宇髄天元
ブアァァァンッッ!!((肺活量化け物による爆弾ハーモニカ
不死川実弥
不死川実弥
サッ←青桐の耳を塞ぐ
あなた

え? 先生、これじゃ聞こえな…

不死川実弥
不死川実弥
………お前は、聞かなくていい……行くぞォ……オエェッ…←自分の耳を塞げない不死川先生
あなた

え? ちょっ、せんせぇぇ?!

生き地獄を体験した不死川であった。