第29話

コンビニ
あなた

よっしゃあぁぁ学校終わったぁぁ!!

時透無一郎
時透無一郎
あなたはもう少し静かにすることが出来ないの??
ふふっふふふふ。

今日は月曜日。



…そう。
ジャンプの発売日なのだぁ!!!
あなた

おっしゃぁコンビニへ直行じゃぁァァァ

****
あなた

やっぱスマホって最高だね

家に帰るや否や、スマホをつつく。
ジャンプを買いに行こうかと思ったが、その気力もスマホによりすっかりなくなってしまった。
…それから、3時間後。
もう夜の9時だ。

でも、ジャンプ見たい欲がとんでもないことになってるので、私はジャンプを買いに行く。
誰がなんと言おうと買いに行く。
****
あなた

お、最後の1冊! ラッキー!!!

そう言ってジャンプをカゴに入れると、隣から「あっ」という声が聞こえた。
ふふっ、このジャンプは私のモノだ。
そう思い、顔を上げると。
不死川実弥
不死川実弥
………青桐?
あなた

え!? 先生!?!?

隣で「あっ」と声を漏らしていたのは、いつかのおはぎじゃあありませんか。
不死川実弥
不死川実弥
…青桐ィ。そのジャンプ寄越せぇ
あなた

えぇ? 渡すわけないじゃないですかぁ?? ていうか、先生ってジャンプ読むんですねぇ

不死川実弥
不死川実弥
……寄越せ
今、先生の顔凄いことになってる。

ヤバいよ? 見てみる??



なんか、よく分からない顔してる。
あなた

年中胸筋さらけ出し野郎に渡すジャンプはありませぬ

不死川実弥
不死川実弥
テメェのそのネーミングセンスはどっから来てんだァ
あなた

まぁ私は天才ですかr

不死川実弥
不死川実弥
んなこたどうでもいいからジャンプ寄越せェ
あなた

嫌です

不死川実弥
不死川実弥
寄越せ
あなた

嫌だ

不死川実弥
不死川実弥
んじゃァ明日から補習なァ
あなた

え!? それ狡くないですか!?!?

そうして渋々ジャンプを渡すことになってしまった。

補習するくらいならジャンプを渡した方がマシだ。




…次の日、おはぎとジャンプが家に届いていたのはまた別の話。