第13話

おはぎ目撃
時透無一郎
時透無一郎
……ねぇ、あなた
あなた

ん? どした?

時透無一郎
時透無一郎
不死川先生がおはぎ好きだって、いつ知ったの?
あなた

え? あぁ、それは──

****
青桐が高校1年になり、半年が経った頃のこと。
不死川実弥
不死川実弥
……誰も、いねぇよな…?
キョロキョロと辺りを見回し、人が居ないかを確認する。
数学準備室で、一人の青年は、おはぎを食べようとしていた。
誰も見ていない。

そう確信した不死川は、おはぎにかぶりつく。





…と、その瞬間。
あなた

しぃなぁずぅがぁわああぁぁぁ!!

ガララァァッ!! と、思いっきり音を立てて数学準備室の扉が開かれた。
不死川実弥
不死川実弥
…………。
不死川は、おはぎを食べているところを見られたこと。
…そして、見られた相手が青桐だったことに絶望した。
あなた

……あれ? 先生、それ…おはg

不死川実弥
不死川実弥
忘れろォ……
あなた

……ブッ、こんな面白い絵面……

あなた

忘れられるわけないじゃないですかああぁぁああぁ?

不死川実弥
不死川実弥
調子乗ってんじゃねぇぞ青桐
****
あなた

……と、いうことがありまして!

時透無一郎
時透無一郎
……昔から変わってないね、その煽り
あなた

ハッ、そうだろうそうだろう! もっと誉めてくれたって……

時透無一郎
時透無一郎
いや誉めてないから
あなた

んなっ…?!