第95話

プレゼント
我妻善逸
我妻善逸
炭治郎、お前ッッ…本当に馬鹿ッッ!!! 馬鹿でしょ!!! もう二度と歌うなお前はぁ!! わかったッッ!?!? 絶対!! わかったァァ!?!?
竈門炭治郎
竈門炭治郎
わ、分かったよ……分かったが…何でそんなに怒っているんだ…?
不死川玄弥
不死川玄弥
炭治郎…お前……無自覚かよ…
あなた

え、炭治郎どれだけ音痴なのかちょっと聞いてみt

不死川実弥
不死川実弥
やめろ。それだけは絶ッッ対にやめろォ。俺を殺す気か←1人だけずっと耳塞げてない
あなた

えー、お萩は自分の耳塞いどけば良いじゃないですか。

不死川実弥
不死川実弥
お前があのガキの歌唱を聞くだとか言うのならなんと言われようとお前の耳を塞ぐことにこの手は使う←
あなた

へ、へぇ…←全く理解してない

産屋敷耀哉
産屋敷耀哉
…それでは、皆。私から皆にクリスマスプレゼントがあるのだけれど…貰ってくれるかい?
全員
全員
有難く頂戴致します光栄ですッッ←
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
皆それぞれ好物を貰ったとさ。
(適当とか言うなよ←)
産屋敷耀哉
産屋敷耀哉
…あと…実弥、あなた。
不死川実弥
不死川実弥
はい。
あなた

はいッッ!

産屋敷耀哉
産屋敷耀哉
私は、2人がそういう関係であることを拒んだりしないよ。好きなようにして良いんだよ。
あなた

は、はい…え゙ッッ!?!?

不死川実弥
不死川実弥
し、失礼ですが御館様。いつから……
産屋敷耀哉
産屋敷耀哉
ふふ、最初から……かな?
不死川実弥
不死川実弥
なっ…
産屋敷耀哉
産屋敷耀哉
では、私はそろそろ失礼するよ。パーティーは皆で楽しんでね。
全員
全員
御意。
宇髄天元
宇髄天元
………まぁ、お前らわかりやすいからな~。
二人
は?
胡蝶カナエ
胡蝶カナエ
あなたちゃんが高等部1年になった頃からよね~♪
あなた

……何がですか?

不死川実弥
不死川実弥
………
胡蝶カナエ
胡蝶カナエ
そんなの決まってるじゃない?
宇髄天元
宇髄天元
お前らがお互いのことを好きになったの、青桐が高等部1年になって間も無い頃なんだよな?
あなた

………。

あなた

………それは

不死川実弥
不死川実弥
…はっ、な訳ねぇだろォ………俺ァもうそろそろ帰るわァ…
あなた

え? 帰っ…

宇髄天元
宇髄天元
え、不死川帰んの…?
胡蝶カナエ
胡蝶カナエ
彼女さん悲しんじゃうわよ~…?
不死川実弥
不死川実弥
……あのなァ。
不死川実弥
不死川実弥
俺と青桐﹅﹅はまだ教師と生徒…ただの教師と生徒っつう関係なんだよォ。
不死川実弥
不死川実弥
…俺はまだ、誰とも付き合ってなんかねぇ。俺にはまだ…彼女なんて居ねぇの。
不死川実弥
不死川実弥
……勘違いすんなァ。
それだけ言って、時透家から出ていく不死川先生。

…何故か、少し怒っていた。
何が……先生を怒らせたのだろうか。

全く、分からない。
宇髄天元
宇髄天元
なんか怒ってたなー…あいつ。…ま、とりあえず青桐。
あなた

はい?

宇髄天元
宇髄天元
追いかけねぇの??
……追いかけたところで、何になるというのだろう。

まだ彼女ではない私が、追いかけたところで。
あなた

……けど…

胡蝶カナエ
胡蝶カナエ
いいからいいから~♪
あなた

え、ちょっ…

グイグイと背中を押され、玄関にまで連れてこられて。
胡蝶カナエ
胡蝶カナエ
……あなたちゃん。追いかけなかったら…これから、どうなるか。…分かるかしら。
あなた

えっ…?

胡蝶カナエ
胡蝶カナエ
話したりする事…少なくなるかもしれないわよ? いや、話すこと自体…ね?
あなた

な、何で……

胡蝶カナエ
胡蝶カナエ
…不死川くんが怒っている理由は分からない。けど、その怒りを沈めることが出来るのはきっと…あなたちゃんだけよ。
あなた

……!!

胡蝶カナエ
胡蝶カナエ
…ほら、早く行きなさい。
そうして。

私は、時透家を飛び出した。