第41話

休日のバイト先にて
あなた

いらっしゃいませー

……それは。

私が、ファミレスでバイトをしていた時のこと。
不死川実弥
不死川実弥
休日は繁盛してますねェ
あなた

なんで居るのでしょうかスケベ野郎

…何か見知った銀髪だな、と思えば、入ってきたのはあの不死川先生だった。

だが、単独という訳ではなく、玄弥や小さい子供達も一緒だ。
あなた

……家族ですか?

不死川実弥
不死川実弥
まぁなァ
あなた

…7名様ですね。こちらへどうぞ

……それにしても。

先生は、大家族なんだな。


弟妹が5人…で、あの小柄な女性は母親だろうか。
あなた

……お冷をお持ち致しました

……なんというか。

先生にこんな畏まった態度とるのは嫌だ。
敗北感というか、なんというか。
あなた

……で、では、注文がお決まりになりましたら、お呼び下さい……

そう言い残し、私は足早にその場から離れた。
****
全員の注文が決まり、呼び出しボタンを押す。

すると、青桐が注文をとりにやって来た。
……注文がし終わり、確認も終えたところで…。
………事件は、起きた。
俺の妹の寿美が、「実弥お兄ちゃん」と呼び掛けて来たかと思えば、
寿美
実弥お兄ちゃんは、そこのきれーな女の人と、結婚するの?
不死川実弥
不死川実弥
ブフォォッッ
思わず、飲んでいた水を吹いてしまう。
だって寿美が、青桐の方を指差して言うのだから……仕方ないだろう。
あなた

け、結婚なんてしないよ!? お嬢ちゃん!?

寿美
でも、お兄ちゃんとお姉さん、仲良さそうに話してたよ?
不死川実弥
不死川実弥
……寿美。俺と青桐は、教師と生徒ってだけだァ。結婚だとか……そういうんじゃねェ
俺がそう言うと、青桐がやかましい程に首を縦に振った。

……首がもげそうだ。
あなた

で、ででは私はこれで失礼しまっす!!

そう言って青桐は、そそくさとこの場から離れていく。
不死川実弥
不死川実弥
……はァ…
不死川玄弥
不死川玄弥
兄ちゃん、顔赤……
不死川実弥
不死川実弥
何か言ったかァ…?
不死川玄弥
不死川玄弥
何も言ってないです