第47話

LINE
………この間。
しのぶの家に泊まりに行った時、カナエさんに不死川先生の連絡先を教えてもらった。

何で教えてくれたのかはわからないけど。
メッセージとか送った方がいいのかなぁ?
あなた

むむむむむむむむむむm

おだまり
あなた

ふぁい

…どうしたものか………。
****
不死川実弥
不死川実弥
……
夏祭り、ねぇ。
…いや、普通に考えて教師と生徒が夏祭りとかおかしいだろう。

……そんなことで、グルグルと頭を悩ませていると、
ピコンッ
…という着信音が鳴った。

画面を覗くと、差出人は青桐。
不死川実弥
不死川実弥
……何でメッセージ送ってくっかなァ…
LINEを開くと、
あなた

〔どうもこんにちはスケベ野郎。
青桐です。カナエさんが連絡先を教えてくれたので、せっかくだからメッセージ送っときますね、よろしく。〕

※〔〕→LINE
……意味のわからないメッセージを送ってきた。
…ちょっと待て。

俺は、これから青桐に一生煽られ続けるということになるのか?
連絡先交換したんだから…そう、だよな…。
不死川実弥
不死川実弥
…既読付けちまったし……どう返すか…
****
ピコンッ

と、着信音が鳴る。
お、返信か? と思い、スマホを覗き込むと、
不死川実弥
不死川実弥
〔何で交換することになったのか、そこは良くわかんねぇが…まぁよろしく。アホ桐。〕
と、よくわからない返信が来ていた。
あなた

〔アホ桐って何ですか失礼なおはぎですね〕

そう返信すると、
不死川実弥
不死川実弥
〔テメェこそ、スケベ野郎だのおはぎだの充分すぎるほど失礼だろうが〕
と、返ってきた。
負けじと私も返信し、気付けば1日が終わりそうになっている。
あなた

〔そろそろ寝ます〕……っと

送信ボタンを押して暫く経つと、
不死川実弥
不死川実弥
〔ガキはこんな時間まで起きてんじゃねぇ〕
…誰のせいだと思ってるんだ、この人。
とりあえず適当に返して、私は布団へ潜った。
****
ピコンッ
…無意識に、LINEを開く。
あなた

〔おやすみなさい〕

不死川実弥
不死川実弥
……
青桐からのメッセージを確認し、文字を打つ。
不死川実弥
不死川実弥
〔…暖かくして寝ろよ。まぁ、馬鹿だから風邪はひかねぇと思うが〕
そう返信して、俺も布団へ潜った。





不死川実弥
不死川実弥
(…LINEも案外悪くねぇモンだな……)
あなた

(意外と、LINE楽しかったな…煽れたし)

そんなことを考えながら眠りにつく2人であった。