第2話

始業式
始業式。
……そう、今日は始業式だ。
お館様でお館様なお館様のお館様による素晴らしく長い話を聞いた後、皆90度の礼をビシッとカッコつけて決めて前の人に頭が直撃する。
……てなわけで、今日は始業式。
サボろうとしたけれど、おはぎに呆気なく捕まり、ココに居るというわけだ。
あなた

だっっっっっっる

私がそう一言溢せば、
不死川実弥
不死川実弥
青桐ィ……
という声がどこからともなく聞こえてくる。
あなた

気を付けまーす(棒)

棒読みした私の声は、なんか知らんけど響いた。
あ、お館様がこちらを見てる。挨拶しなきゃ。
あなた

おはようございますッッ!!!

90度の礼。前の人が悲鳴上げてるのは気にしない。
……あれぇ、私なんか変な目で見られてます?

なんか悪いことしたかなぁ。
……宇髄先生は肩震わして何故か笑い堪えてるし。
宇髄天元
宇髄天元
……ブフォッ
スケベ川は血走った目でめっちゃこっち見てるし。
不死川実弥
不死川実弥
……青桐…
あなた

ん? どーしたんすか、先せっ…ゴホンッ! スケベ川。

不死川実弥
不死川実弥
……申し訳ありません、お館様。ちょっとコイツしばいてきます
産屋敷耀哉
産屋敷耀哉
……あぁ。しかし、やり過ぎないようにね。頼んだよ、実弥。
不死川実弥
不死川実弥
御意。
あなた

え?……ちょ、不死川先生? 何するんですか! この変態おはぎ!! 離してくださいよ!! 私何も悪いことなんてっ……!!

不死川実弥
不死川実弥
何良い子ぶってんだクソガキィィ!!お館様の前でなんつー態度取りやがる!!
あなた

え……?普通にしてたつもりだけどなー

不死川実弥
不死川実弥
どこがだよォ!!…チッ、始業式に参加させた俺が馬鹿だったァ……
あなた

あはは、スケベ川のバーカバーカ

不死川実弥
不死川実弥
いっぺん死ね
あなた

あ、スケベ川先生。胸元のボタン閉め忘れてますよォ?

不死川実弥
不死川実弥
よし青桐ィ、ちょっと待ってろブッ殺してやる
その後、あなたの姿を見たものは居なかった…。