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第59話

悪い虫〈リンダカラー・デンさん〉
960
2021/04/05 22:19

リクエストをくれた、ウルトラジャージ2年生さん。


ありがとうございます(*´˘`*)♡


デンさんは初めてだったので遅くなりましたが、喜んで頂けると嬉しいです。


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あなたside


今日は某テレビ局で収録があって、朝から仕事に来ていた。
あなた
ふぁあ…ねむっ


寝ぼけ眼をこすりながら、テレビ局の自販機に小銭を滑らせる。


リンダカラー・デン
でかいあくびだな笑


そう声がして振り返ると、先輩のデンさんがいた。


あなた
あ、おはようございます
リンダカラー・デン
おはよ~
あなた
デンさんもここで収録だったんですね
リンダカラー・デン
そう


デンさんも自販機に飲み物を買いに来たらしかった。


リンダカラー・デン
あ、今日の夜空いてる?
あなた
今日ですか…赤山先輩に誘われてて
(架空の先輩です)


リンダカラー・デン
アイツと飲みに行くの?
あなた
はい、そのつもりです


何かまずいのかな…。


リンダカラー・デン
アイツはやめとけ、同期の中でも良い噂聞かないから
あなた
え、それって…


そうやって話をしていると、足音がした。


赤山
あれ、あなたちゃんじゃん
赤山
今日の夜大丈夫だった?
あなた
えっと…


返事に困っていると、

左隣から手が回されて、気がつくと肩を抱かれていた。


リンダカラー・デン
今日は俺と先約あるから


デンさんはそう言って、赤山先輩が見えなくなるまで引っ張ってくれた。


あなた
デンさん、先約って…
リンダカラー・デン
アイツを断る為の口実
リンダカラー・デン
ってのもあるけど…
あなた
リンダカラー・デン
正直、アイツと仲良くしてるの見て嫉妬した
あなた
…へっ…し、嫉妬…?
リンダカラー・デン
お前が好きだから

真っ直ぐ見つめられた視線は逸らすことができなかった。













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