今年も、もう終わりですね…!
書き納め?として、今年最後の小説はアインシュタインさんにしました!
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河井side
そう言って、走ってく後輩のあなた。
本人は気づいてへんのやろうけど、俺らと会うたびに稲田を探しとる。
そんな事を思っていると、足音がした。
あなたどこまで行ったんや。
もの凄い勢いで俺らの楽屋に入ってきたあなた。
眩しいくらいの笑顔で、稲田と話とる。
二人は趣味も合うらしい。
稲田が楽屋を出たタイミングを見計らって、あなたに話しかける。
俺はあなたから誘われたことないのに。
てか、俺が誘っても来る確率半分なのに。
あたふたするあなたを見て、ニヤけが止まらん。
そう言ってあなたを見つめると、みるみる顔が赤くなってく。
電話から稲田が帰ってきて、慌てたように顔を冷まそうとしとる。
あなたはそのまま楽屋を出た。
そう言いながら、あなたが出てったドアを見つめる。
稲田、その顔は妹みたいに思っとる奴にする顔ちゃうで。
そんな愛おしそうに見るんは…。
鈍感な稲田が、ほんまの気持ちに気づく前に。
鈍感なあなたに意識してもらわな。
完(?)
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主人公が稲ちゃんのこと好きなお話がなかなかないので、書いてみました!笑
どうでしょうか?笑
来年は、リクエストばんばんやっていきます!
今年、あんまり更新できんかったので……
てことで、来年も宜しくお願い致します。
みなさん、良いお年を!
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!