第5話
4話
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「え〜スンミンくん、休みなの?」
「図書室行く意味ないじゃん!」
「今日のところは授業終わったら帰っちゃう?」
「それな〜」
スンミンが休みだからか
女子たちは違う意味でザワザワしてて
やっぱりスンミンは人気というかモテてるということが嫌でも伝わってくる
そんなこと思いながら
ピコンッ
今、休み時間でよかった〜!
今来たカトクを開くと
それきり、今日授業が終わるまで
返信はこなかった
〜放課後〜
「うわっ!評定!サイアクじゃー!」
「何それ、美味しいの?www」
「スンミンくんいないのに
これ以上心えぐらないでよ〜!www学生つらっw」
「ねぇーもう帰ろーよー!スンミンくんいないし」
「それなー!センセイさようなら〜」
みんなが帰る中私だけ迷ってる
図書室に行くか行かないか
ピコンッ
ちょうどいい所でのカトク
信じられない
まぁ、確かに今日、何時に終わるかは知ってるけどさ…
私の気持ち読み取るなんてエスパーかよ!
なんていないスンミンにツッコミながら
いつもなら無理やりにでも連れていかれない限り
行かない図書室に
自分の足で行った