突然,お母さんに連れて来られた場所
「ママ?ここどこ?」
母「ジャニーズ事務所よ,今から杏奈には
オーディションをしてもらいます」
「へ?、」
ジャニーズ?
聞いたことも見たこともない
でも,やってみたい
ママから聞くと,ジャニーズは
アイドルなんだって
ママも結構昔,ジャニーズの女性アーティストだったって
でも,今は女の人は居ない
それでも私がまた女性の風を吹かせるんだって
ママが言ってることよくわかんなかったけど
挑戦してみなくちゃ分かんないし
ガチャ
大きな扉を小さな手で開くと
「…」
どこを見ても男の子ばっかり
「なに、ここ、」
ジ「おぉ〜君」
「わ、たし?」
ジ「そうだよ!君がジャニーズを希望する
女性かぁ」
「…」
ジ「緊張してあるのかな」
ジ「君ならできるさ,君がジャニーズになってくれるのを待ってるさ」
そしてサングラスをかけたおじさんは違う人のところは行ってしまった
ス「じゃあみなさん聞いてください!」
ス「オーディションで披露してもらうのは3つ」
ス「歌,ダンス,自分の特技この3つを披露してもらいます」
ス「1週間後またここに集合してください。
その際,選曲や服装は自分で決めてくださいね」
ス「では今日はお帰りください」
そして私は家へ帰った
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。