第222話

隣にいたい。
2,915
2024/02/16 12:00
宮舘side





「夜何食べたい?」





「オムライス」





「ん、わかった」





たまたまお互い

今日は午後からはオフ。

というわけで

仕事終わりの今、

久々にデートに行こうかと話になり。

現場から家に帰るまでの間だけの

短い時間だけど

ここからは2人だけの時間。

手を繋いで並んで歩く。

それだけで嬉しい俺は

相当翔太のことが好きみたい。





「久しぶりだな…デート」





「そうだね」





「俺さ、行きたいとこあって」





「うん」





「行ってもいい…?」





「翔太の行きたいところ全部行こ」





「全部は無理だろ、笑」





「そっか、笑」





「ねぇ、涼太」





「ん?」





「俺ね」





「うん」





「涼太のこと大好きだよ」





「………」





「気付いたらいつも涼太のこと目で追ってて、」





「うん」





「目が合うと、あぁ好きだなって」





そう話す翔太は

俺を見ていて。

身長はあまり変わらないのに

少しだけ上目遣いになっていて

すごく…キスしたいなって思った。

でもここは外だから。

家に帰ったら、





「涼太の目、俺好きなの」





「目?」





「うん、そう」





「え、なんで、笑」





「涼太いつも優しい目してる」





「そうかな…」





「その目に俺が映ってるって思うとすごい嬉しいの」





「俺も、翔太の瞳に俺が映ってるのすごく嬉しいよ」





「照れるから目見て言うなぁ」





「ふはっ可愛い」





頭を撫でると

さらに上目遣いになって睨まれる。

顔は赤く染まっていて

すごく可愛い。





「ここ外だから…家帰ったら、いっぱい撫でて」





「家帰ったらキスもいっぱいしていい?」





「は、え…なんで?」





「んー?翔太が可愛いから」





「理由になってねぇし、」





照れて目をそらす翔太が

可愛くてたまらない。

こんな可愛くて愛おしい翔太を

俺の中に閉じ込めたいって

思ってしまう時がある。

隣でニコニコしているその笑顔

俺だけのものにしたいって。

他の人には見せてほしくないって。

独占欲って言うのかな。

そんな欲が沸々と湧いてくる。





「………ぁ、」





そんなことを思っていると

突然手を離された。





「…………」





立ち止まった俺。

俺の前に立って目を見てくる翔太。

さっきまで赤く染まっていた顔はもうない。

優しく微笑んでる。





「りょーた」





「なぁに?」





「大好き」





照れないで言ってくれた。

初めて。





「俺も、大好きだよ」





「いつか、お嫁にしてね」





「…もちろん」





俺が好きなのは、

愛してるのは

翔太だけだから。

結婚。

今はまだ出来ないけど

いつか、きっと。

もう少し待っててね。

そしたらパートナーシップ結ぼうね。








中学生の時通っていた塾で貰った歴史年表。

卒業して何年も経った今でも
特に理由はないけどずっと飾ってあって
ふと見たら見覚えのある名前が。

  松平定信

びっくりした。
てかよく中学生の時のが残ってるな…。笑

ちなみに田沼意次も名前載ってました

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