第220話

愛。
3,473
2023/12/31 03:00
渡辺side





家に着くまでの道のりは

すごく長く感じた。

玄関のドアを閉めてすぐ

抱きしめられる。

涼太はずっと顔を見せてくれない。






「…りょーた、?」





涼太の背中に手を回して

俺もぎゅっと抱きしめる。

涼太、って呼んでも返事はなくて

でも俺の背中に回った手の力が

さらに強くなった。





「え、っと、りょーた…?」





「…ごめん」





「……ぇ、?」





涼太……





「泣いてる…?」





「…泣いてない、」





「…ね、顔見せてよ、」





「…見たら泣いちゃうから、むり、」





「……………」





今まで見たことが無いくらい

弱ってる涼太。

それはたぶん…いや、確実に

俺のせい。

大好きなのに、

誰よりも…

愛してるのに、

信じてあげられなかった俺のせい。







「…りょーた」





「……………」





「…その、」





「…俺、翔太しか好きじゃないから、翔太しか…見てないから、」





「…っ、」





「…信じてほしい、」





「信じてるよ」





「…………」





「…あの時、本当は涼太、女の子が好きなんじゃないかって…疑っちゃった、けど今は…信じてるから、」



「疑っちゃって…ごめん…」





「俺、あの時、」





「言わなくていいよ、」



「ふっか達から…聞いた」





「…そっか」





「…涼太」





「…なぁに、?」





「仲直りの…ちゅーしよ、」





こんなこと初めて言った。

恥ずかしいけど…

けど、涼太とは仲直りしたいし、

それに…

いっぱいイチャイチャしたい。





「…ね、はやく、」





「いいの…?」





「なんでだめなの…?」





「…翔太からしてよ」





「…は、むり、」





「なんで」





俺が断ったからか

ほっぺたをぷくって膨らませて

やっと顔をあげてくれた。





「………ぇ、」





「…ん、これで仲直り、」





涼太と仲直り出来るなら、

恥ずかしいのに、

涼太からしてほしかったのに、

気付いたら俺からキスをしてした。





「…一緒に…お風呂入って、涼太に髪乾かしてもらって…それで…ぎゅーして寝たい、です、」





「…うん」





「…俺から離れたのに、ずっと寂しかった」





「俺も、翔太いなくて寂しかったよ」





「…も、離れたくない」





そう言うと

嬉しそうに微笑みながら

髪をなでられて

キスをされた。

さっき俺がしたのとは違う、

少し大人なキス。

唇が離れるとまた

触れるだけのキスをされた。









あの…お久しぶりです。
全然更新せず本当にすみませんでした

だてこじのラジオを聴きながら
このお話を書いていますが…
ものすごく書くのが下手になったなと。
ラジオはとても面白いですね、はい、笑いすぎてむせました。

今年一年を通してあまり更新することが出来ず本当にごめんなさい。
そんな中でもお気に入りが2000を超え、日々多くの方に読んでいただけていることとても嬉しく思います。

来年はもっと更新出来るよう精進いたします。
諸事情により逆にあまり更新出来ない可能性もございます。

それでは
皆様よいお年をお迎えください。



配信楽しみですね
配信に集中すべく、今日は早めの更新となります。

プリ小説オーディオドラマ