あなたside
ずっとぐうくんとみらんちゃんのことが頭から離れない
ぐうくんなら大丈夫なはず、でもほんとにみらんちゃんのことが好きだったら...、だめだめぐうくんを疑っちゃだめ、でもやっぱり...とかいろんな考えが交差する
そんなことを考えてると、
ガラガラ
そう言っておっぱは微笑んだ
おっぱは私の2歳年上の幼なじみ。
最近はおっぱも一人暮らしを始めたから家も少し遠くなったし、
大学が忙しいみたいだから、全然会えてなかった。
こんなことをサラッといえてしまう
大人の男の人って感じですごく落ち着く
ぐうくんは私に嫉妬なんてするだろうか
私はぐうくんの近くに居る女の子達にいつも嫉妬して、ぐうくんを私だけのぐうくんにしたいって
思ってるけど...ぐうくんはそんなことないんだろうな...
.....................別の女の子と腕組んで歩いてたし.........
おっぱは私のことがお見通しみたいだ
そう言ってさっきのTwitterを見せる
あぁ、口に出すと余計に悲しくなる。涙が出そうになる。
すごく悲しくて、惨めな気持ちになる。
そう言っておっぱも悲しそうな顔をする
ぐうくんが黒だなんて思いたくない。
ぐうくんは私にいつもこれ以上ないくらいの愛を注いでくれて、私をいつも支えてくれた。
ぐうくんの笑顔が、声が、仕草が大好きだった。
だいすきなぐうくん。あなたは私のことを愛していますか____
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。