第132話

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2018/09/04 03:46
俺は深呼吸をして
小さな箱を取り出した
ニノ
開けてみて
(あなた)
(あなた)
うん、
(あなた)
(あなた)
えっこれって・・・
箱の中身は指輪だった
ニノ


あなたとこれからも一緒に過ごして幸せな家庭をつくりたい
俺はアイドルだからいっぱいあなたに我慢させることもあると思う
いちいち外出る時に変装しなくちゃいけないし
家に帰ってくる時間もバラバラ
それでも俺についてきてほしい
ニノ
あなた、俺と結婚してください
(あなた)
(あなた)
はい(目に涙を浮かべながら)
ニノ
よかったー
受け取ってくれなかったらどーしようかと思った
(あなた)
(あなた)
ふふっ


私ね、今日本当は和兄に別れを告げるつもりだったの
ニノ
へっ?
(あなた)
(あなた)
前、デートしよって誘って断られた時に
和兄を見たんだけど、綺麗な女の人と楽しそうに歩いているところ見ちゃって私のこともう好きじゃなくなったのかと思って・・・
ニノ
あー、その日はね
あなたとの指輪を選びに行こうとしてて
俺がお店に行ってパニックになったらこまるからその人がサポートしてくれたんだよ
多分楽しそうにしてたのは俺があなたの話ばかりしてたから笑笑
まだ、世間に公表してなかったからあなたの話を他の人に話せるのが嬉しくて

ちなみにその人はウェディングプランナーの人だよ

何回も相談に乗ってくれてさ


プロポーズのこととか式のこととか
(あなた)
(あなた)
そっか
よかったー
ニノ
俺が浮気なんてするわけないじゃん!
ニノ
あなた、
俺に一生ついてきてね
(あなた)
(あなた)
うん!
そう言って私たちはキスをした

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