そう、2人も大変なんだ………
今からなにやろ、、、
あ、そーだ
ーーーーーーLINEーーーーーー
ーーーーーー電話ーーーーーー
「ね、孤児院から出た時からの話、聞いてくれる?」
『うん』
そこから私は全部話した。
まだその生活は始まってないけど
絶対キツい
辛い
逃げ出したい
母さんのところに行きたい___。
いっぱい泣いて
いっぱい弱音を吐いて
いっぱい、迷惑かけた。
そして私が落ち着いてきたころ
ずっと相槌を打ってくれていたなうが
自分から話を切り出してきた。
『僕も、僕の話をしていいかな』
「うん、いーよ、ありがと、」
『うん、あのね、実は僕、1年くらい前から』
『"そっち"の人間なんだ』
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編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。