第63話

now side_fourteen
19
2020/10/29 22:11
それは僕がまだ幼稚園だった頃










































今日も、昨日も一昨日も訓練で






















顔以外傷だらけで





















1人寂しく唯一の取り柄のピアノをしていたとき。
































1人の女の子が…いや、君が、声をかけてくれたんだ。
 






















「いっしょにあそぼ?」

























ってね


























それから僕は…僕達は、































数少ない遊べる時間を利用して、ずっと一緒にいた。










































でも君は気づかなかった。
































僕が無理して笑う時も、




























ギリギリの所で傷を隠すのにも、





















でもそれで良かったんだ
























君に"また"迷惑をかけたくないから






























君に"また"心配させたくないから
































僕が信じた君だからこそ
 


































嘘をつかなきゃならないってことも





























































時にはあるよね



































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