第21話

文化祭①
1,963
2021/03/22 12:11
エマ
エマ
メイド喫茶!?
ノーマン
ノーマン
そうだよ。
放課後の教室に、エマの驚く声が響いた。


私のクラスは、今度の文化祭でメイド喫茶をすることになったのだ。

時間によって、それぞれシフトの時間も別れている。
ノーマン
ノーマン
さっきのHRで、そう決まったよ?
レイ
レイ
お前、聞いてなかったのか?
エマ
エマ
そんなの、寝てたんだもん!!
確かに、エマが寝ているのを見た。
(なまえ)
あなた
係とか、説明とかしよっか?
エマ
エマ
ううーっ(TT)
ありがとう!
エマ
エマ
あなた、神様〜!
エマは、そう言って私に抱きついた。



それにすかさずレイが反応する。
レイ
レイ
おいエマ、俺のあなたから離れろ。
不意に、後ろからレイに抱きしめられる。
エマ
エマ
やーだー!!
レイだけのあなたじゃないもん!
レイ
レイ
違ぇし。
俺だけのあなただし。
エマとレイが言い合っているのを見て、ノーマンが笑った。
ノーマン
ノーマン
あははっ!!
(なまえ)
あなた
嬉しいけど、ちょっと暑いかな…笑
私は、前後から抱きしめられる。
ノーマン
ノーマン
あなたの名字さん、人気だね。
ノーマンが楽しそうに私を見た。
レイ
レイ
保護者…じゃねぇ、彼氏!
こいつ何とかしろ!
ノーマン
ノーマン
うーん…
こうなると、エマをあなたの名字さんから離すのは、難しいかなー…笑
エマ
エマ
えへへ〜(^ ^*)
エマは、満面の笑みで私を見てから、レイにドヤ顔をした。
(なまえ)
あなた
あははっ
レイ
レイ
はぁ…
(なまえ)
あなた
えっと…説明、始めちゃっていいかな?
エマ
エマ
うん!お願いします!
私は、メイド喫茶の説明を始めた。

          ・・・




3週間後──



ノーマン
ノーマン
それでは、今日の文化祭、成功させましょう!
生徒会であるノーマンの放送と同時に、文化祭が
スタートした。


つづく…

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