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2021/08/05

第5話

バンッッ
五条悟
あなたさぁん♡
倉井 あなた
っ、なんで名前知ってるんですか!?
五条悟
権力って凄いですよね
少年は上品に口元に手を当てくふくふと笑い
少女は少年を引いた目で見ます
倉井 あなた
それに、なんでここが…
ソコは、本邸からうんと遠く離れた“拷問部屋”でした
少年の暗殺に失敗したことに父は憤怒し
少女を部屋に放り込みました
扉の奥には父の側近がおりまして
その部屋から出ることは決して許されません
五条悟
声が聞こえたんです
助けてって、貴女の声が
倉井 あなた
そんなこと、頼んでません
言ってません、勘違いです
五条悟
じゃあ、何で泣いてるんですか?
倉井 あなた
ないてません…!!
五条悟
ははっ、嘘が下手だなぁ
少年は少女にふっ、と手を伸ばし
彼女の目から溢れ出て止まらない涙を優しく、やさしく拭います
倉井 あなた
〜っ…
五条悟
俺が来るまでずっと泣いてたんですか?
目、真っ赤ですよ
倉井 あなた
ごみが入って擦っただけです
フイ、と少年から顔を背けた少女は少年から少し離れて
氷の壁を作ります
倉井 あなた
貴方は暗殺対象者
早くここから去って下さい
五条悟
やっぱり、本当優しいですね
倉井 あなた
…急に何を
五条悟
俺を殺そうとココに刃物置いた時あるでしょう?
あの時、手、震えてたんですよ
あなたさんは優しい人だから、人を殺したくなかったんでしょ?
倉井 あなた
…違います
五条悟
涙を堪えるみたいな顔で、殺そうとしてましたよね
倉井 あなた
違います…っ
五条悟
俺を殺す覚悟があの時まだ決まってなかった
だから、殺すつもりは…違うな
殺せなかった
倉井 あなた
っ、違うって言ってる!!
私は…私は優しくなんてない!!
早く出て行ってください…
少年は少女の方へ1歩足を進めると
少女が作った氷の壁をいとも簡単に壊しました
倉井 あなた
ッ…
五条悟
ほら、やっぱり貴女は優しすぎる
怒っている筈の少女からは先程より大きな涙の粒が頬を伝っていて
それを確認した少年は、優しい笑みを浮かべました
五条悟
そんなに泣かないでください
目、取れちゃいますよ
少年は少年は少女の方へ1歩足を進めると
少女の頬に手を当て、少女の涙を舐めました
倉井 あなた
な゙っ、にするんですか、
五条悟
うん、しょっぱい
倉井 あなた
当たり前でしょ…
五条悟
あ、涙
止まりましたね
ははっ、と少年は笑い
少女はこれでもかと目を丸くさせました
五条悟
ほら、行きましょう?
今日の天気はなかなかいいですよ〜
少女の体を片腕で抱き上げた少年は
抵抗する彼女をよそに、外の世界へ連れ出しました
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トーク見た人は知ってると思うんやけど
週一の定期更新にします
この小説は月曜更新
んで課題やばいんで1周おやすみて感じ
把握よろすく