あなた視点
翌日ー
私はため息をつく。今日は私達の最大の敵、オールマイトの授業があるから。
ごめんねモウティヴ〜(泣。
少女移動中…
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時は刻々と経ち、オールマイトの授業となる。
チーム分けはくじ引きで行われた。私はなんと3人チーム、尾白と葉隠のチームでヴィランだ。
相手は轟と障子だ。
私達の番が来る。
作戦としては、尾白を核兵器前に設置し、私と葉隠がビル内の探索となった。
正直言って、やる気がない。このままどこかに身を隠して終わるのを待とうか、それとも…。
その時だ。
バキバキバキ!
いきなり氷が私を襲ってきた。私は個性で精力を吸い取り、氷を打ち消した。
この感じは…多分尾白と葉隠はアウトだろう。
にしても氷か…轟の個性か?
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轟視点
ビルを凍らせた俺は、核兵器を探しにビル内の探索を始めた。
多分3人とも動けていないだろうから、ゆっくり探すことができる。
後ろから声が聞こえた。障子の声ではない、3人は動けなくしたはずだ。
俺は氷を出して綺想を行動不能にしようとした。しかし、綺想はあっさりとよける。戦闘慣れしているように見える。
綺想は俺の氷を粉砕して突進してきた。
俺は速さと力にねじ伏せられ、喉笛を掴まれ地面に叩きつけられた。
全身に痛みが走る。
綺想は顔色一つ変えずにいる。喉笛を掴む手がどんどん強くなる…。
オールマイトの放送が聞こえた。
綺想は手を離した。
俺のもとから去っていく綺想をとめる。
綺想は今度こそ去っていった。結果はヴィランの勝ちだった。
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○月×日
今日は実戦演習があった。大嫌いなオールマイトの授業だから授業中は鬱だった。
推薦入学の轟焦凍、思ったよりは大したことはない。期待外れだ。しかし、鋭いカンを持っている、注意しよう。
編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。