第101話

制作(9)
233
2020/01/04 12:55
LIVE当日-







今日のライブには、ユンギオッパが見に来てる。
〇〇
〇〇
オンニ、、、私の気持ち、、、伝える。
Caratにも、オンニにも、
ユジュン
ユジュン
うん、、、、
ちゃんと受け取る。
ウジ
ウジ
、、、自分らしくな
〇〇
〇〇
、、、はい
ユジュン
ユジュン
あなた!!できるッ、あなたならだいじょぶ!!
そう言って、オンニは私を抱きしめた
ユンギ
ユンギ
(大丈夫だ、あなたなら)
〇〇
〇〇
ふぅ…
そして、私は今Caratの前に立っている。




ステージが暗くなる。




もう何度も経験した。





慣れた。





けど、ここには、私しかいない。









戻ることも、立ち止まることも、許されない。





私のステージだ。






主役になれ。









そして、スポットが私に向けられる……








思いを込めて。
〇〇
〇〇
日常が

変わってしまった。

1度踏み入れたら、もう出れない。

そんな、夢のような王国。-Dreamland-

そこには、変わり者や普通の者がいる。
〇〇
〇〇
私は、何者だろうか。

自分から見れば、普通のもの。

けど、他から見れば、変わり者なのだろうか。
〇〇
〇〇
踏み入れてしまったら、戻れない。

立ち止まろうにも、止まれない。

走れば疲れる。

歩くことは、永遠に。

だから、私は歩く。

戻れなくてもいい。

誰かが、そばに居るのなら。
〇〇
〇〇
自分を愛すことがこんなにも難しいなんて、初めて知った。

愛して欲しい。

求めて欲しい。

1人でも、いいから。

stay with me~
私は歌いきった。



しばらくの静寂。


夢の国をテーマにした、そんな曲。

みんな受けとってくれるか、、、心配だった。
5秒くらいの静寂の後、
👏🏻👏🏻👏🏻👏🏻



拍手が起こった。



私は、マイクで
〇〇
〇〇
Carat〜안녕하새요!
デビューして、まだ1年も経たずに、ソロ曲とか恵まれすぎてるかもしれないです。
この曲は、自分で作詞しました。
BTSのユンギオッパとウジオッパには、作曲をしてもらい、最高の曲を仕上げました。
〇〇
〇〇
そして、Carat達に、伝えたいことを曲に詰めました。
これからも、応援お願いします!
そして、このあとも、LIVE楽しみましょっ!!
私は、涙を堪えながらメッセージを送った。
会場が、拍手に包まれる。
〇〇
〇〇
主役((ボソッ))
まるで主役になった気分だった。




辛かった思い出が、一気にフラッシュバックしていた。
〇〇
〇〇
もう、弱くない。
私は、そう呟きステージ裏に下がった。

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