私は中学校入学当時からいじめにあっていた
でも、誰も信じてくれない。
親にも先生にも話したけど
あの子達がいじめるわけないって。
もう死にたくて死にたくてしょうがない
そんなことを思いながら机にねっころがっていた。
その時だった
体が少し軽くなった気がした。
慌てて起き上がった。
起き上がったはずなのに私の前には
私がまだねっころがっている
そうするとななたちが近づいてきた。
私はゆめかの顔色が悪いのに気がついた
私は恐る恐るその場に立ってみた
私がもう1人いる。
しかもそのもう1人は
ゆめかが泣き崩れた
泣きながらそうゆめかは叫んでいた
私も泣いていた。
これがゆめかの本心なのかは分からない。
でも泣いてないてずっと私を抱き締めている
ゆめかは本心なんだと思った
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。