あなた side
わたしにはずっとすきなひとがいる
西畑大吾っていう
わたしの幼なじみ。
でも彼は今、日本にいなくて
アメリカにいる
彼の彼女と一緒に留学?して
そのままらしい
もう叶わないなんてわかってるのに
忘れることも
諦めることもできないんだよ
ほんと自分もやばいなって思ってる
でもすきなんだよなぁ
連絡だってなんもしてない
普通なら忘れれるはずなのに
忘れれないの
でもね
彼、結婚するんだって
いちおうさ
幼なじみだからお母さん同士とかは
連絡とかとってて
結婚するために今日から日本に
戻ってきてるらしい
まぁ結婚ってなったら諦めれるやろ。笑
ってことで
完璧な失恋。笑
やから今日やけ食いでもしようかと思って
外に出てきてんけど
なんか食べる気にならへん笑
んー、どーしよ。笑
なんて考えてたら
(男) ねぇねぇお姉さん、一緒にあそばない?
(男) いいところに連れて行ってあげるからさ
『え、あ、けっこうです、失礼します』
(男) おっと、逃がさへんよ笑
(男) ほらいこー?
あたりまえだけど男の人の力になんか
勝てるはずもなく
連れていかれそうになった時
「なーーにしてんの」
『え?大吾、?』
(男) 誰やお前
「こいつの彼氏ですけどなにか?」
(男) ちッ、連れいるんかよ
なんていって男達はどっかにいった
「もう、なにしてんの」
『ごめん』
「俺がおらんかったらどうなってたか…」
『…ありがとう』
ほんと何年ぶりなんだろ
ほんとにひさしぶりに会う彼は
数年前とは少し変わっていて
少し身長がのびてて
まぁまだ小さい方やとは思うけど←
まぁ自分より大きくて
それに髪も茶髪?的な色になってて
すごく大人っぽくなってた
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。