あなた side
わたしは飼育係。うん。
まぁ雑用みたいな感じ、笑
私たちの学校はうさぎを飼ってるから
めんどうを見ないといけなくて…
授業中寝てたわたしは見事しなくてはいけなくなった
なんであの時寝てたんだろ…
最悪。。。
なんて考えながら
みんなよりはやく学校にいって
掃除?とかをしてる
まぁとなりのクラスの子としゃべりながら
してるから楽しいんだけどね笑
早く来ないかなぁ
なんて思ってたら
(??) ごめん!遅れた!
『…え、?』
(??) え、あ、大西流星っていいます
『いや知ってますけど、え?なんで?』
(大西) あ、飼育係の子インフルになっちゃって
その時寝てたからさせられることになった笑
1週間ぐらいだけどよろしくね?
『あ、よろしく!』
彼とはすぐ仲良くなった
人懐っこくて
女子より女子で←え
放課後とかもしないとだから
して、そっから一緒に帰ったりしてるうちに
わたしは流星に恋してることに気づいたの
もう明日で1週間がたとうとしているのに
(大西) あなた〜、もう終わった?
『おわったー』
(大西) よし、帰ろ!
『うん!』
(大西) 明日で最後やー
『うちはこれからもずっとやけどな笑』
(大西) お疲れ様です笑
『ひどいわー笑笑』
(大西) 寝てたあなたが悪いんですー
『流星も寝てたやん笑』
(大西) まぁそーやけどー
ほんとに明日で最後なんだなぁ
やっと気づいたのになぁ
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。