そ「えっ…もしかして星川あなた?」
あなた「はい、そうですけど…?」
そ「やっと会えた〜!」
そう言って水川さんは私を抱きしめてきた。
イケメンはこんなにもフレンドリーなのか…
そ「昔一緒によく遊んだでしょ?」
"昔一緒に遊んだ"って、もしかして"そう"なのかもしれない。
でも、5人全員の顔はよく覚えてない。
ホントにそうなのか…
あなた「えっ、もしかして蒼?」
そ「うん、そうだよ」
蒼は、やさしい顔で微笑んだ。
それはとても懐かしい顔だった。
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注意書き(作者から)
"そう"かもしれないというのは、名前ではないです。紛らわしいかもしれないんですけどよろしくお願いします。
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!