※長いので夜に見ることはお勧めしません。
あと、頭痛くなったらすぐ見るのやめてね。
虹と学校と友情第94話『混濁と消失』の作中にあった『記憶』のお話。
大体この辺りのお話ですね。
今回はぺいんとさんの記憶障害がどんなものかという話でしたが、
ぺいんとさんは記憶を失ったというより、全くもって別世界の記憶が混在してしまっている状態です。
そして、その別世界の記憶というのが…
呪鬼の記憶。
呪われた鬼とその後の世界の記憶。
僕のもうひとつの作品の中の記憶が受け継がれちゃっているんですね。
言ってしまえば、
今回の記憶障害で呪鬼の記憶が手に入ったのではなく、生まれた時からその記憶はありました。それを自覚してなかっただけ。
(作中に表現はしました!)
(一回、ぺんさんがロボロさんのことをろぼたー!と呼んでるとこがあります)
今回の事件でぺんさんは撃たれて、
その時、記憶が混濁したタイミングで前世の記憶が引っ張り出されて混ざってしまった。といった感じです。
次はそこの解説!(ネタバレ注意!)
まず、呪われた鬼とその後の世界では…2つ選択肢が残されていました。
1つ目は、
桃山と猿瀬を封印する未来。
→我々だメンバーの望んでいた未来。
2つ目は、
天乃絵斗を封印して世界をやり直す未来。
→桃山と猿瀬の望む未来。
呪われた鬼とその後の世界では、
1つ目の選択をして、一応true endに終わっていました。
しかし、作者考えました。
もしも2つ目の選択をあの時していたら…
つまり、『虹と学校と友情』は『呪われた鬼とその後の世界』のanother world。
あの時あったもうひとつの選択をしていたら…という未来の世界だったのです。
だから、皆さんが見ていた作品と、今回のチャプターで明かされた記憶の2つにいくつか違う箇所が見られたんですね。
これが、本来なら桃山と猿瀬が封印されるであろう場面の所です。
桃山と猿瀬の過去を知ってしまった我々だメンバー。その当時、鬼と化していたぺいんとさんは…
(第47話、第2章12話参照)
自分が犠牲になれば…
桃山さんと猿瀬さんが苦しまない。
それに、豚平くんやらだも明るい未来になるかもしれない。
もう一度、らっだぁさん達が来た時に、新しい世界でのメンバーの幸せを思って、ぺいんとさんは自ら封印されることを提案。
それにもちろん我々だメンバーは反対するけど、その熱心な思いに負けて、ぺいんとさんを鬼のまま封印することを決意。
でも、やっぱり辛い。
最後まで反対したのはロボロ。
(本編ではゾムの立ち位置)
でも、兄からの最後の願いで承諾。
手をかけたのもロボロだった。
ここから虹と学校と友情で明かした未来に繋がっていきます。
⇩⇩⇩⇩
↑この世界は、新たに創られたぺいんとさんが存在しない世界線。
つまり『呪われた鬼とその後の世界』作中にあった世界が壊された後に創られた世界。
呪われた鬼とその後の世界のanother worldということ。
しかし、そこで生きる我々だメンバーはanother worldで生きることを諦めた。
来世に期待して死んでいった5人。
『虹と学校と友情』は5人の来世に当たる世界。
『呪われた鬼とその後の世界』のanother worldのその次の世界が、『虹と学校と友情』というわけです。
※あくまで、我々だメンバー目線の話
2つ目の選択をしたら、
桃山と猿瀬は元の時代に戻って過去を変えることができる。
過去を完全に変えられると未来はもちろん変わる。しかも大きく。
(バタフライ効果とかいったかな?)
2つ目の選択をして天乃絵斗を封印した世界と、
桃山と猿瀬が過去を変えて新しく始まった世界。
この2つは平行世界として存在するはずだが、パラレルワールドはその世界を同時に維持することは出来ない(設定)。
そのため、時が進んでいる『天乃絵斗を封印した世界』が崩壊。
新しく創られた世界で、
また物語が始まっていった。
(それで3枚目の写真につながる)
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。