凌 side
大会当日になった。
俺は朝があまり得意じゃない方だけど
前日に早く寝たから
今日は早く起きることが出来た
試合会場にて
陽亮)いよいよだな
凌)おう
陽亮)各自自主練だって
凌)あぁ 分かった
陽亮)俺ちょっと水分とってくる
凌 先に自主練していて
凌)おう 分かった
沙那来てるかな..
ん?あれって
笹原さんと坂口さんと角田!?
何で角田が..
俺がぼーっとしていると
後から肩を叩かれた
??)凌!
凌)何!?
??)凌 ぼーっとしてたぞ
凌)えっ..ごめん 陽亮か
沙那居るかなって思って
陽亮)凌 お前彼女ばっかりだな
凌)えっ..そうかな
陽亮)無自覚か
あとちょっとしか時間ないけど
自主練しよーぜ
凌)うん
俺と陽亮は試合前の自主練をした
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!